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「ガイドブックは極力見ない派 in ジョージア」

世界一周336日目(5/30)

明日にはここを出ると、
エリザさんに伝えておいた。

カメラを修理するためとは言え、
21日にカズベキからここに戻ってきて
10日も滞在していた。

漫画も描けた。雑貨も仕入れた。
そして、今情報収集をしている。

見た目的には沈没だったけど、
やることはやってる。大丈夫だ。

そう自分に言い聞かせる。


いや、さすがに、10日も同じ宿にいて、
そのうちの何日かは宿から
一歩も出ないで過ごすことに対して

『かなりちょっとマズイっしょ〜?』

って感じていなくもなくはない(笑)

えっ⁈働きもしないで旅してる方がマズイって⁈

いやいやいやいや!
取材ですって!しゅ〜ざ〜い〜‼︎!

気づいたら「レール」の外を歩いていた、
旅する漫画家シミの今日の予定は
ひたすら情報収集です♪

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今調べているのはトルコ以降のヨーロッパの陸路のルート。目指すはnudie jeansの本社のあるスウェーデン。

飛行機にはなるたけ乗りたくない。
陸路でどうユーロ圏を旅するのか。

ブログベースで情報をかき集めている。
旅ノートが僕だけの情報ノートになってきたところだ。


旅をしていて思うのは、
なんでったってあんなにみんな
「すいす〜い♪」と楽勝モード全開で
旅ができてるんだろーなーってことだ。

ガイドブックを持たない僕は、
宿の情報を調べるのも億劫で、
その結果宿探しにてこずったり、
「ここに行くべし!」みたいな見どころを
スルーしてしまったりもする。

イランのペルセポリス行きたかったなぁ…

まぁ、なんとなくは分かるんだよね。


中古で「地球の歩き方」買って、
業者さんに依頼してPDFにして
ハードディスクに入れて持ち歩くとかさ、

そんなことしなくても、
日本人宿とかに行くと時たま
ポケモン図鑑をコンプリートしたかのように
メジャーな国のガイブックのデータを
持っている人に遭遇する。

僕も何人かそういう方々にお会いした。

彼らに共通していたのは、
彼らも誰からかデータをもらったということだった。

「データいります?僕ももらったんですよ〜」

ってな感じで、ひょんなことがきっかけで
ガイドブックのデータが手に入ったりするわけだ。

そういうチャンスは何度かあった。
だけど僕は決して貰わなかった。

今、僕のハードディスク(1TB)に入っているのは、

写真のバックパック、
パスポートのデータ、
ドラマ数話。
この前メグミさんからいただいた音楽

くらいだ。映画なんて入ってねぇ。こっちは欲しい笑。極力情報は欲しくない。

欲しくないと言うか、
どうしようもないロマンチストな僕は
なにか「きっかけ」のようなものを
アテにしているのだ。

その方が旅が楽しいからね。

たまたまあったドイツ人が
「あ〜!あそこマジでオススメだよ〜!」
とか言ってくれたら
僕は間違いなくそこへ行く。

だけど、せっかく旅をしているんだから、
見逃したくないものもある。


旅をしていく上で必要な
テクニックみたいなのもある。

ちょっと前まではトルコで黄熱病の予防接種が
タダで受けられたとか、
どこそこの国に行くためには
ダミーチケットを用意して
おいた方がいいとかそんなだ。

単に安心したいだけなのかもしれない。

「ビビってる」っていわれたら。
「イエス」と応える!!!

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この宿に泊まっている長期滞在組も
色々なところへ散っていった。

ナヤおばさんは別の韓国人の人と
2〜3日くらいカズベキに行くと言って出て行った。

カナダのお喋りおじさんマイクも
3ヶ月くらいしたら戻ってくるからと言って
スーツケースだけ置いて
宿から出て行った。


どんな風に
ヨーロッパを旅するのか?

三ヶ月というリミットの中で
やりたいことを全てやるのは不可能だ。

ギリギリ三ヶ月までいて、
エジプト、モロッコ、イスラエルなんかを
三ヶ月かけて回って、再び戻る。
そーいうのもありか?

てかシェンゲン協定の仕組みが
イマイチ理解できない。
トータル三ヶ月過ぎたら、何ヶ月入れないの?
三ヶ月?それとも6ヶ月⁈

不安になっても仕方がない。

まぁ、行ったら行ったでなんとかなんだろ。

治安の面とか気をつけるところは気をつけて
ポジティブに行きますか!

今日のごはんはポテトフライ。うまし!

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一日中ずっと座りっぱなしだったので
僕は外に出た。

あ…!!!

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く...

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クワガタだ!!!

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串焼き屋さんでバイトしてた時、
宮崎出身の店長がミヤマクワガタのことを
「マーガリン」
と呼んでいたことを思い出した。

体育会計のヤンキーっぽい店長が
「えっ??!!マーガリンって言ったろ???」
と本気でそう思い込んでいたらしい。

「ほら、角がさぁ、「マーガリン」じゃん?」

とミヤマクワガタの角を手で表す。

「いやいや、言いませんって!」

笑うみんな。

そんなバイト時代のよき思い出だ。

僕はベンチに座ってタバコを吹かし
クワガタムシを眺めていた。

僕が見つけたそのコクワガタは
のそのそ階段の隅まで移動すると
急に羽を広げた。

そしてゆっくりと夕闇に溶け込んでいった。

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現在、自作キャンピングカー「モバイルハウス」で日本を旅しながら漫画製作を続けております。 サポートしていただけると僕とマトリョーシカさん(彼女)の食事がちょっとだけ豊かになります。 Kindleでも漫画を販売しておりますのでどうぞそちらもよろしくお願いします。