ハードウェア製造、その先

弊社はキャンピングカーの製造をしている、ハードウェアの会社です。毎日一つ一つ作って、多くの方に販売をしてもらうように努力をします。企画、設計、試作、修正、試作、製造ライン落とし込み、修正、物流、といった流れで、一つの製品が作られていくわけですが、これを作りこむまでに約半年はかかります。トヨタさんだと2年はかかるといわれている内容です。モノづくりはとかく難しい、というイメージです。ですので最近のハードウェアを作っていらっしゃる会社さんの多くは、デザインの会社が多くなっています。既製品をおしゃれにしたり、機能を特化したり、軽量化したり、といろいろな工夫をデザインされる。そして自分たちで作るのではなく、3Dプリンタで作って製造委託業者につくってもらう、というやり方でうまく立ち上げをされている。ほんと、その事業構築センスに感動しますが、流行はそういう作り方です。

さらにすごいな、と思うのは、出来上がったハードウェアの集まりを、さらにソフトウェアやWEBでコントロールし、ユーザーにより便益を高める方法をとる、アプリ会社や特化型ポータルサイトの存在です。頭脳が一歩も二歩も先に進まれていると思います。まだ私たちはハードウェアの改善のレベルに居て、ソフトウェアは大事だとはわかってはいるものの、そこになかなか到達ができずにいます。だから、自分たちはハード屋だと割り切り、ソフトウェアの会社さんと一緒に何かをしていく、という動き方をそろそろしないといけないな、と思っています。旅する家を楽しく使ってもらえるように、より付加価値がたかまるような、そんな仕組みを考案し、パートナーと仕事をしていこう、と思い会議を終わりました。今年もやっぱり、忙しくなりますね。やりたいこと、やるべきこと、ガンガン湧き出てきますね。

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