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【本は冒険の扉】webライターcocan100人チャレンジvol.1

cocan100人チャレンジ、記念すべきお一人目!

じゃじゃーん

しょーいちさん
・Twitter:しょーいち@やってみようの着火人 (@show1321)
・note:https://note.com/show1321

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※cocanを知らない方へ
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※「こおりやまライター」について
私はwebライターをしており、かつ、私のふるさと、福島県郡山(こおりやま)市についてブログを書いております。「こおりやま」の名前を広く知ってもらえたら嬉しいです。

こおりやまライター、本を選んでもらう

しょーいちさんがcocanしてくださるのは、「本」。

しょーいちさんは、私に本を選んでくれる。
私はしょーいちさんに、『好きすぎる』ものを伝える or 2回以上読んだ本を伝える。

本日、ついさきほどしょーいちさんとお話させていただきまして、今、本を選んでいただいている真っ最中です。わくわく。

今日は、その「しょーいちさんとのお話」の中でも、特に印象的だった会話についてお伝えします!

あ、ちなみに、私の好きすぎるものは、おしゃべり・歴史・旅・チョコレート。

2回以上読んだ本は、有川浩の「海の底」です。
最後の救われるとこじゃなくて、最初の絶望的なシーンからちょっと解決策見えてくるかなぁって辺りを繰り返し読んでいました。物語のアクセルが踏まれ始める感覚が好きです。

こおりやまライター、“未知”への扉を開く

しょーいちさんは本屋さんで本を買うことが多いそう。

「自分の興味のない分野、畑違いの分野のコーナーで本を選ぶの、楽しいですよ」
とはしょーいちさんの言葉。

んんん??
興味がないのに楽しい、とは、どゆこと?

「僕は美術とかあまり興味がないんですけど、以前、美術のコーナーで見つけた本に“絵心って何だと思いますか”って書いてあって。

“絵心とは、落描きをしてきた数だ”
“絵がうまいやつは、好きにたくさん描いてきたんだ”

っていうようなことが書いてあったんですよ。

これ、人生も同じだなぁと思って、おもしろいなって」

深い。

確かにそうだなぁ。何事も、最初から上手な人はいない。最初から「上手にならなくちゃ」「自分はできるんだ」「自分はすごいんだ」って思ってやり始めるとしんどくなって続かなかったり、飽きちゃったりする。たくさんやってきたことの大成を、興味のない分野の本から見出すとは。

「プロのスポーツ選手も、例えば野球選手とだけつるんでいるより、野球選手だけどサッカー選手とも交流があったりすると、より良いパフォーマンスができるらしくて。

仕事も同じ業界の人とだけ話してても新しいことって生まれにくいじゃないですか。別業界の人と話して、自分たちの持ってなかったアイディアをもらって、新しいことって生まれる。

興味のない分野の本棚へ足を運んで見つけるアイディアも、それと同じっていうか。

いつも同じ世界にいちゃいけないなぁって感じましたね」

「僕、“読まない読書会”に参加していて。今はコロナでやってないんですけど。主催者さんがくじ引きで決めたジャンルの本を1冊買うんです。で、なんでその本を選んだか発表するっていう。

自分の興味がない分野って、知識がないから、考えて選ぶってことができないんですよ。だから感覚で選ぶ。

知識のないところで感覚でどうにかするって、プチ冒険ですよね」

確かに。
新しい世界、自分の知らない、見たことも聞いたこともない世界へ足を踏み入れることを、冒険と言いますもんね。

ううむ。
読まない読書会、おもしろいなぁ。オンラインでできないかな。

こおりやまライター、人類の“知”を垣間見る

私の好きなジャンルについてひとしきり話したあと、訊いてみました。

しょーいちさんはどんなジャンルを読むんですか?

「うーん。

なんでも読みますよ。あまりジャンルは気にせず…

あ、最近は古典を読むようになりました」

ほほう!
歴史大好きの私、テンション爆上がりです。

古典って、紫式部までさかのぼるんですか?夏目漱石とかですか?

「紫式部もちょっと読みますね。夏目漱石ももちろん。

古典読んでると、人の悩みってそんな変わんないなって思いますよね」

おおお!

私は「歴史」の側面から「文学史」という形で古典に触れてきたので、「文学」としての楽しみ方とは少し違うのですが。

平安時代には、紀貫之というトラベルライターがいて。
ちなみにこの人は、当時は女性が使う文字だった「ひらがな」を使っていて、語弊を恐れずに言えば、ネカマの先駆け。

鎌倉時代には、兼好法師がエッセイの中で、
近頃の若い人の名前、意味わからん。キラキラネームとか知性を感じないからやめたほうがいいと思う。
って書いてる。

明治時代には、田山花袋という人が、
今でいう「ちょっと過激な私生活を垂れ流すYouTuber」みたいな本を書き、大ベストセラーに。

本当に、人の嗜好や悩みは変わらない。

どんな世相のときに、どんなものが流行るのかも同じ。

だからこそ、先人が遺した“本”に触れると、ヒントを見つけたり心が軽くなったりするんだなぁ。

あなたも濃ゆい時間を過ごしてみては?

しょーいちさんとお話する時間は、なんだか大学生に戻ったようでした。

いわゆる「先生」のような知識はないけれど、自分たちの好きなこと、思いを、自分の言葉で語り合う。

とっても濃ゆい時間でした。

本好きな方はもちろん、「本とか触ったこともないわ」という方にこそ、しょーいちさんとお話していただきたい。

あなたを新しい世界へ連れていってくれる本との出会いが待っています!

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合わせまして、私もみなさんとcocanしたいことがあるので、もしよかったら!

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