風車にお泊まり。
私は風車が大好きです。
ザ・オランダ!な景色だし、その歴史や仕組み、木造の造りもかわいいし、見つけるとつい大騒ぎしてしまいます。
オランダには風車がたくさんあり、世界遺産に登録されている風車群のキンデルダイク(Kinderdijk)や、風車村のザーンセ・スカンス(Zaanse Schans) は有名な観光地です。
オランダはどの街にも風車があります。
古くなって取り壊されてしまうものもありますが、内部を改装して博物館やホテル、レストランに生まれ変わっている風車がたくさんあります。
先日、私の誕生日だったのですが(40歳になりました!)、彼が私の風車好きを知ってかサプライズで誕生日のお祝いにちょっとした旅行に連れて行ってくれました。
街の名前はOnderdendamで風車の名前はHunsingo。
1855年から製粉に使われていた風車です。
レストラン&ホテルのウェブサイトはこちら (オランダ語ですが、Google翻訳で十分理解可能です)です。
私たちはフローニンゲン(Groningen)の駅で降りて、自転車で向かいましたが車でないと行けない場所だと思います。(バス停があったから、バスでも行けるかな?)街も本当に素敵で、ぶらぶらしているだけで嬉しくなってしまうような場所。
改装されてできたレストランはコース料理を提供するいわゆる高級レストランで、その上の階に宿泊できる部屋が2部屋あります。
私たちは4コースディナーをお願いし、私の分はヴィーガンで作ってもらいました。メニューにはないお願いだったのですが、シェフがとても気さくな方で快く引き受けてくれたそうです。テーブルに着くと、シェフがわざわざキッチンから出てきてくれて、オランダ語がまだわからない私にはフレンドリーに英語で挨拶してくれました。誕生日のお祝いの言葉まで!ウェイトレスも英語で料理の説明をしてくれて、期待以上のホスピタリティです。
料理もどれもこれも本当に美味しかったし、大満足でした!
美味しいディナーをゆっくり堪能した後は、のんびり散歩に出て、後はお部屋でゆっくり休みました。
朝食はドアの外のバスケットに届けられていました。
地元のベーカリーが用意してくれたそうです。
自分たちで盛り付けるスタイルですが、これもヴィーガンのものをしっかりわかるように用意してくれていて、感激!
味のしないヴィーガンのパンにピーナッツバターだけ!みたいなホテルの朝食サービスに慣れていたので、ヴィーガンの人なら何を朝食に食べたいかな(食べれるかな?)と考えて用意してくれたような朝食に大興奮でした。
一生に一度は風車のホテルに泊まってみたい!と思っていた夢が叶いました。オランダ人にとっては風車なんて見慣れたものだけど、サプライズで計画してくれた彼に、感謝感謝です。オランダにお住まいの方、風車好きの方にぜひぜひお勧めしたい場所です!