京都の大原 どうやって市内から行く?
京都の市街地から北に離れた場所にある大原。
三千院などで知られる場所で、自然が非常に豊かな地域になります。
平安時代からの隠遁の地・大原
信じがたいかも知れませんが、これが京都市内の風景です。
と言っても、京都の中心部や比叡山から離れていることもあって、平安時代から貴族の子弟や僧侶の隠遁の地でした。
このような場所ゆえ、皇族の門跡として「三千院」があったり、平清盛の娘の建礼門院が出家して寂光院で隠遁したりという歴史がある訳です。
…と言うことは、
自ずと、大原が京都市街から距離が離れているということになります。
大原までの一般的なアクセス
ハッキリ言って、他の場所と併せてフラッと行くにしては、ちょっと遠い場所になります。
というのも、大原へバスを運行しているのは京都バスのみです。
多くの方が使うのは、京都駅発 京都バス17系統の大原行きになります。
京都駅から経由地はこのようになっています。
京都駅(JR・地下鉄烏丸線)
四条烏丸(阪急・地下鉄烏丸線)
四条河原町(阪急)
三条京阪前(京阪・地下鉄東西線)
出町柳駅前(京阪)
京都駅からで約1時間
市内中心部に近い三条京阪前からで約40分程度
結構長い時間バスに乗ることになります。
※京都駅から市バスの17系統の銀閣寺道方面のバスも出ています。乗り場が違いますのでご注意を。
京都の地下鉄を使って 裏ワザのアクセス
京都市内をひたすらバスに乗るのは、やはりしんどいです。
運が悪いと渋滞に巻き込まれて、時間が読めない…ということもあります。
そこで、京都駅からであれば、地下鉄の烏丸線に乗って、
北の終点の「国際会館駅」まで20分くらいかけて行きます。
国際会館から、京都バス19系統の大原行きが出ていて、約25分程度の旅程になります。
このルートの方が時間短縮になります。
また、このルートを使う場合、京都の地下鉄・バス一日券 (1100円)であれば、大原までフリー区間になっていますので、是非買っておくことをオススメします。
京都の地下鉄・バス一日券でカバーできる?
京都の地下鉄・バス一日券 (1100円)であれば、京都駅から京都バスに乗る場合も、地下鉄+京都バスでアクセスする場合も、大原までフリー区間に含まれています。
これは、他のフリーきっぷにはない特徴です。
ただ、京都駅から往復するだけだと、ギリギリ元が取れる程度なので、旅程にひと工夫が必要です。
○ 高野玉岡町で降りて、ラーメンで有名な一乗寺に寄りたい人
○ 八瀬駅前で降りて、紅葉などで有名な一帯を散策する人
○ JRの山科駅や二条駅から地下鉄で市内に来る人
○ 阪急沿線から来る人
○ 四条烏丸駅周辺でホテルを取った人
慣れた人であれば、地下鉄かバスのどこかで適当に下車したらいいかとは思います。
大原+αで巡る人は、「京都の地下鉄・バス一日券 (1100円)」を検討してもいいかとは思います。
都の喧騒を離れたい方へ…
大原は京都市内とは雰囲気が大きく異なり、ゆったりとした時間が流れています。何度か京都に来たことがある方は、一度大原まで行ってみてはいかがでしょうか。
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