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【中国トレラン通信05】PANDA Trail by UTMB®︎ 2020.11.22 vol.01

世界最高峰のトレイルレースUTMB®︎が展開する「by UTMB®︎」シリーズ。
この5つ目の大会として認定され、中国ではGaoligong by UTMB®︎に次いで2つ目の大会となったPANDA Trail by UTMB®︎。
中国・四川省の青城山がレースの舞台です。
青城山は世界遺産(文化遺産)にも登録されていて、また、このエリアは世界遺産(自然遺産)となっているジャイアントパンダの自然保護区であるからか、レースの名前も「PANDA」。参加賞も完走メダルもいろんなものがパンダ!

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レースは、4つのカテゴリーで行われました。

DPT(168km) D+9400m D-9400 46.5h
MPT(106km) D+6700 D-6700 29h
KPT(50km) D+3300m D-3500 14h
LPT(26km) D+1400m D-1600 6.5h

今回は私はKPT(50km)に参加し、成績は、7時間47分40秒で総合32位、
女性4位、年代別カテゴリー1位でした。

1.レース参加までの準備

コロナ禍でレース自体が開催されるか危ぶまれたし、また中国国内の多くの大会は開催はされているものの、「中国人のみ」や「同省在住のみ」という参加条件を設けたりしている大会も多く、このPANDA Trailもギリギリまで
外国人である私が参加できるかを大会関係者と連絡を取り合って以下の条件で参加が認められたのでした。

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その参加条件とは、
1. 大会1週間前(7日以内)に受けたPCR検査の陰性結果
2. 中国大陸居住証明書(*海外からの参加はNGで中国に在住していれば外国人でも参加はOKという意味)
3. レース開催日の2020年11月20日以前の14日間の行動履歴
4. 健康QRコード(*中国各地区で指定されているQRコード。緑(問題なし)、黄色(要注意)、赤(問題あり)と3色で区別されている)

参加条件が揃ったら、次は予約していたホテルへの確認です。
現在、ホテルによっては外国人の宿泊が制限されてたり、他省からの宿泊者の制限があったりと各省や各ホテルによってコロナ対策が異なっています。
特に、今回はレース2週間前から現在住んでいる上海でも感染者が出てしまい、上海から他省への渡航が敬遠される可能性がありました。
ホテルからの返信は、レースと14日以内のPCR検査の陰性結果があれば良いとのことでした。
既にレース参加のためにPCR検査はしていたのでそのまま結果を提示すれば問題ありませんでした。

次回は、受付〜レース前日まで。(つづく)


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