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稲は多年草

稲の多年草化栽培に参加しています。写真は5月に再度出てきた稲の芽です。
冬季にも水を流すことができる田んぼでは稲を多年草として育てることができます。冬でも多くの生物が生息できること、田植えがいらないこと、土をかき混ぜないので土中環境が保たれるなどの特徴があり、種ではなく地下茎で増えることもわかってきました。
自然に次々と芽が出るので刈り取りは実ったところから手作業で行います。
今の日本では多くの田んぼの水が地域で管理させており、冬季に水を流しておくことができない現実があります。参加している田んぼでは湧き水を利用しています。

もともと多年草である稲を、日本では1年草として育てている歴史を調べてみました。
一番古い田んぼは、2500年前の縄文時代の終わりごろに見られ、稲の化石は3500年前に見つかっています。最初は陸に植えていて、やがて水田を作るようになり、弥生時代に入っていったと考えられています。現在でもアフリカなど、陸稲を植えている地域があります。

3世紀のはじめ、邪馬台国を卑弥呼が治めていた頃、税として食べ物などが集められていたようです。奈良時代の8世紀には田の水を管理する土木工事が行われていました。

おそらく、稲の収量を安定化するために田の水を地域で管理するようになり、栽培方法は1年草として標準化されていったと考えられます。





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