![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/88811194/rectangle_large_type_2_5a4da52dd461160ee1778bc69e600bde.jpeg?width=800)
実践するドラッカー・思考編(3) 2010.01 佐藤等 編著
組織は存在することが目的ではない。種の永続が成功ではない。組織は社会の機関である。外の環境に対する貢献が目的である。
直接顧客と接する部門であれ、接しない部門であれ、常に顧客が喜ぶことは何かという観点から、自らなすべきことを考えることを忘れないようにしてください。
・直接の成果
・人材の育成
・価値への取り組み
顧客にとっての価値への取り組み
組織の価値観への取り組み 組織という土壌に手をかける
個人の能力を組織の成果に転換するには、組織が要求する貢献は何かを、一人ひとりが考える必要があります。このことを「貢献に焦点を合わせる」といいます。
自らの果たすべき貢献を考えることは、知識の段階から行動の段階への起点となる。問題は、何に貢献したいかと思うことではない。何に貢献せよと言われたかでもない。何に貢献すべきかである。
例えば、単に調理するのではなく、美味しいという顧客の笑顔を思い浮かべながら料理をつくる。なすべき貢献は、最高の状態で料理を提供することであり、もっといい食材を探すことであり、調理の腕を上げることです。
自らの貢献を問うことは、可能性を追求することである。
現在もっている知識と能力と、なすべき仕事が合っているかどうか。
現在もっていない知識や能力の追求。
組織の成果は、一人ひとりの貢献がつながることで結実します。つまり、組織が存続するかどうかは、成果に結びつく人間関係があるかどうかにかかっています。
なすべきことを明確にする=「コミュニケーション」能力
必要な知識やスキルを磨く=「自己開発」と「人材育成」
行動する=「チームワーク」
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?