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【Day3 スリランカ】不安に飲み込まれそうになった日
2024年1月12日、スリランカ3日目
今日の朝ごはんも美味しい。
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朝に白湯が用意されているなんて暑い国で初めてだ。
もしスリランカに来てみたいという友人がいたらこの宿
The lavina hotels(Mount lavina)
をおすすめしたい。
スリランカ産の2種類のさつまいもと、
塩気がしっかり効いてるトマトと玉ねぎのマリネっぽいのと、ココナッツを刻んだものを一緒に食べる。
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今日はなんだか頭が重い。
朝食後のテーブルで紅茶を飲みつつゆっくりだらだら、部屋に戻ってからもだらだら、出かける準備万端の彼に促されながら、のろのろと準備してやっと外出。
お昼に近くのビーチを散策。
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この時期のスリランカ、
地味に暑くてじわじわ汗がたれてくる。
暑いのでそんなに歩かぬうちにビーチにあるCafeに入る。
彼の一眼で写真を撮ったりして遊ぶ。
ここまでは良かったのだけど、
宿に帰って来てから頭の重さを感じる。
部屋で思い思いに過ごしているとき、
私は寝そべって動けなかった。
この時、すごく大きな、底知れぬ不安に飲み込まれそうになっていた。
なんだこれ。
体調が良くないのか、精神が不安定なのか、自分でもよく分からない息苦しさ。
とにかく普段と違う感じ。
気を保つために呼吸を深くしてじっとしていた。
つぎにはそわそわして、
気を落ち着かせるために外に出てみたり、シャワーを浴びてみたり、
日記を書いてみたり絵を書いてみたりした。
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この時は鳥のさえずりも、気さくに話しかけてくれるスタッフや彼の声もあまり受け付けない状態。
なんか変なもの食べてないよね?
変な空気吸ってないよね?
至ってシラフなのにもかかわらず、
ナチュラルバッドトリップへと誘われていた。
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少し話せるかもと思って彼と話してみると、
少しだけ落ち着いた。
話すと普段の感覚がちょっと戻ってくる感じ。
でもまだ不安だ。
体温を測ると37度と平熱より高めだったため、買い物に行く彼を待つあいだ横になって休んだ。
微熱と知るとちょっとだけ安心した。
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謎の不安感からどれくらい経ったか覚えていないが、多分1〜2時間後にはだいぶ落ち着いてきた。
大きな不安感の理由、思いつくことはある。
・旅のその先が決まっていないこと
・旅する上での体力、メンタルの心配
・年齢
・潜在的なコンプレックス?
ひとまとめにすると、
将来への不安
だ。
自由きままに旅している状況とは裏腹に、
私自身の中にはまだまだ
「こうあるべきだ」という漠然としたものがあった。
それは、自分なりに思う、
「社会的にあるべき姿」や、
「今の年齢的にあるべき姿」、
「周りから見てこういたいという姿」…
そんなものは有るようでない幻なのだが、
それに沿っていないと、
自分を不完全で未熟でどうしようもない人間だと思ってしまう
という考え方の癖がある。
そんな風に毎日考えていたら辛いのは当然だ。
一方で、
もし誰かが自由きままに旅や、
旅だけでなくその時したいことをしていて、
その人本人が幸せなら(誰も傷つけていないなら)、
上記のように否定するなんてことは全くもって無いだろう。
それにまず誰かの生き方を他人が否定することはできない。
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まだ自己分析の途中だけど、
自己否定するところからこの大きな不安に繋がっていたのではないか…
そう思うのがしっくり来た。
もう自分を否定するような言葉は言わない!
とこの時は誓った。
そして具体的な目的を決めることは、
思った以上に今の自分には必要なのかもしれない。
「道しるべを持つ」
「誰にでも使命がある」
最近の会話のなかで言われたことが
ずっと心に引っかかっている。
(本当にそれが正しいと思うかどうかは別として)
そのあとは、
今後のことや今の思いを2人で話した。
会話すると落ち着くし、
話しあうのは好きだ。
夜は落ち着いてきたので普通に眠ることができた。
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この日きもちを落ち着かせるのに役立ったこと
・絵を描く(なんでもいいから手を動かす)
・日記やブログを書く(客観的になり冷静になる)
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