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【Day1 スリランカ】バックパックが届かない


2024年1月10日、スリランカ1日目

羽田発のスリランカ行き、

今回荷物はスマートに旅したかった私たち。

飛行機に持ち込めるギリギリサイズの44Lのバックパックで預け荷物なしで旅しようと意気込んでいた。



…が、ひとつのバックパックにほぼ全ての荷物をギュウギュウに詰め込んでいたため案の定重量オーバーしてしまい、

どこかでイケるだろうと信じていた思いとは裏腹に、預け荷物にしなければならなくなった。


一度マレーシアで
スリランカ行きの飛行機に乗り換え。


乗り換えた飛行機の3列シートで私たちの隣の席に座ったスリランカ人が、
「こんにちは、元気ですか?」
って日本語で話しかけてくれた。


日本に6年ほど住んでいて仕事もしているらしいモハメド。


乗り継ぎも含めて10数時間後、
スリランカに到着した。

スリランカ空港内のご来光がカラフルなブッダ

無事たどりつけたことに安堵しつつ預け荷物を取りに行く。


私たちの預けたバックパックがレーンに回ってこない。
おそらく1時間くらいは待っていたと思う。


…まさかね。



そのまさかで、
日本からの飛行機からスリランカ行きの飛行機に乗り換えしたときに、
荷物だけ乗り換えされていなかったらしい。


幸いにもロストバゲージしたわけではなく、
荷物は遅れて空港に届くらしい。


モハメドも私たちと状況が同じで、
荷物が来ない訳を日本語で説明してくれた。

そのおかげもあってパニックにならずに済んだ。

手続きカウンター



荷物の手続きのため並んでいるとき隣に並んでいた女性が、
「Are you ok?」と話しかけてきてくれ、
分からないことを親身に聞いてくれたり、


そのまた反対側の列に並んでいた小柄な女性が微笑みかけてきてくれるなーって思っていると、

「あの…大丈夫ですか?」

って日本語で話しかけてくれた。


話していると、
そのスリランカ人の女性と、一緒にいたスリランカ人の男性は、埼玉の大学の研究者らしかった。

今回の荷物の件はただの航空会社のミスだけど、

「はじめてスリランカ来たのに…ほんとにごめんなさい。」

って言ってくれた。

それから手続きで分からないことがあると係員に代わりに聞いて日本語で通訳してくれた。

助けてくれた彼女たち

「日本人にはたくさん良くしてもらって日本が好きで、ほんとにありがとうって思うから、少しでも力になれて嬉しい」

女性の名前はイシリ。


モハメド、列に並んでいた女性、イシリと、
早々に色々な人に助けられた。


諸々の手続きを終えたら、
SIMカードの手続きや現金の引き出しなどなど、次に進むためにはやることが盛りだくさん。


だけど2人旅の今回、
ほとんど事前に調べてくれたのは彼で、
私は荷物番という名の楽な方。(感謝)

荷物番しかしていないのだけど、
どっと疲れたためひと通り手続きがおわったら空港のカフェでひと休み。


まだスリランカの空港からも出ていないのに、
これからの旅へのモチベーションが消失しかけていた…


初めての国に来たというのに、
テンションが上がっていない自分に戸惑う。


旅出発前に、1ヶ月ほど滞在した日本が居心地が良すぎたのかな。

今回の帰省で久しぶりに2週間くらい一緒に過ごした母と父の顔が浮かび、

姪っ子と甥っ子、みんなで過ごした
あの楽しくて幸せな時間がすごく恋しくなった。

日本の友達も恋しくなった。
日本の冬の澄んだ心地いい空気も恋しくなった。


到着初日に出た言葉は
「日本に帰りたい」


信じがたいこの言葉が喉まで来て、
そのまま出した。

1番困るのはそれを言われる彼だ。

そんな言動を飲み込んでくれ、そのまま思いを吐露した。

オーストラリアのワーホリで日本をしばらく離れていてもこんなにホームシックになることは無かった。

一度日本に帰ってきてその良さを思い出してしまったか、

再度送り出してくれた友人たちの愛情に触れて
はなれるのがさみしくなったからか、

なぜかスリランカの空港で涙腺がゆるんだ。


…でもどこか客観的に捉えている自分もいた。

まだ何も見てないもんな。

旅するうちにこの時の気持ちがどう変わっていくのか、変化を見るのもおもしろそうだ。


そして、やっと移動。


Pick Meという現地の配車アプリでトゥクトゥクを予約。

コロンボバンダラナイケ国際空港から宿のあるMount Lavinaまで



無事宿に到着。

綺麗!!!



夜ごはんは宿の人がお店まで連れていってくれたおススメ店で。

現地の人御用達のお店は楽しい




カレーを味見させてもらったけど、
スパイスなのか、めちゃくちゃ食道に
ガツンと来る。
これは一気に食べたら日本人はお腹を壊しそう。


結局ビリヤニにした。
上にかけられるカレーと、煮卵的なのと、
甘辛いペーストみたいなものがトッピングされてる!


私はsmallサイズにしたけど、largeサイズは2-3人分くらいあるように見えた。


ちょっとした空芯菜みたいな見た目の炒め物を出してくれた。
(後に分かるがカンクンというらしい)

辛くなくて、やさしい味のお浸しみたいで美味しかった!



デザートにヨーグルトを頼んでみる。

容器が陶器っぽい。リサイクルなのかな?

ヨーグルトは冷やしたクリームチーズくらい固め。

横に着いてるハニーをかける。
甘すぎず、これが結構好きだった。


ビリヤニsmallとLarge2つ、ヨーグルト1つで合計1580lkr(約714円)だった。

宿から帰って力尽き、1日目は終了した。

スーパーにてスリランカ原産のサマハン発見
お香がたくさん
アーユルベーダのバームなども



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