ネットラヂオ旅の鳴る木

コンサートプロモーターであり旅人の菅井洋仁と、シンガーソングライターのナミヒラアユコがお届けする、実体験のみで構成される旅番組『旅の鳴る木』。毎週水曜更新。 旅という非日常が日常に及ぼす影響について考え、人生という旅を楽しむヒントを模索していきます。

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『赤土と太陽』第一章

ハリウッドブールバード沿いの古い小さなカフェ。テラスでコーヒーを飲みながらタバコを吸っていると感情が見えない涙がつたった。私はそれをぬぐうでもなくロサンゼルスの人々の営みを眺めていた。 西海岸らしく晴れ渡った空とは対照的な自分の心の最深部にあるものを懸命に分析していると何本かのタバコが燃えかすになった。ここは私が想い続けてきた街。何かが変わると信じ続けてきた街。その街の片隅で自問自答を繰り返す。 答えがぼんやり見えてくる頃には陽も少し傾き始め、爽やかな風は灰皿に溜まった思

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    • 『赤土と太陽』第二章

      ◆第二章目次   「青森の病院」 「旅の様式」 「サシオサエ」 「老人の啓示」 「南洋の別れ」 「ラヂオと地図」 「ギャンブル依存症」 「アメリカ自転車旅」 「決意の時」           【青森の病院】  2010年7月 私は初めて27インチのロードバイクを購入した。今までは20インチの小径車で旅をしていたがロードバイクであればスピードも速い訳で旅の範囲も広がると思ったからだ。それまで国道1号線、2号線、3号線、10号線と旅してきたが、そう言えばその他の一桁国道はどこ

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      • 第66回放送「旅のお土産」

        旅のお土産と麻雀の打ち筋はその人の性格を表すかも知れません。お土産のセンスがいい人、変わっている人、自分の欲しい物をくれる人… 色々と個性があって面白いですが「これは本気で困る…」というお土産をもらった経験はありませんか? 今回は旅のお土産にまつわるお話。珍土産、迷惑土産、感動土産などエピソードがあれば教えて下さい。 なお『旅の鳴る木』初のプレゼント企画の当選者も発表しています。今週も楽しく聴いて下さい! 写真はジャマイカのビールの瓶がプレスされたお土産… 😓 YURIE(CD/配信)▼ https://www.universal-music.co.jp/yurie/ 堀江美帆(ALトレーラー) https://youtu.be/tAM1RU-Tr3I 菅井洋仁 旅エッセイ「赤土と太陽 第一章」▼ https://note.com/tabino_naruki/n/nf568ed91aa6e (有料記事/最初の7000文字無料) ナミヒラ商店(CDや絵画販売)▼ https://namihiraayuko.stores.jp/ OPテーマ▼ Leave Port - ナミヒラアユコ アルバム「Plain」より https://music.apple.com/jp/album/leave-port/1515008571?i=1515008575 最新AL▼ https://ultravybe.lnk.to/hakumeikousen その他アルバム▼ https://namihiraayuko.stores.jp 旅の鳴る木 Spotify/Podcast https://instabio.cc/30826121PwkbG

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        • 初海外をどこにするか?私が提案したジンバブエ

          深夜に酒の絡んだ一人外食をするとなると行く店は決まっていて、そこの店員男性二人は二十代半ばくらいに見える。素敵な好青年で飲食店の従業員として100点の印象だが、その内の一人が『まだ海外旅行に行った事がないので行ってみたいんですよ』といった話をし始めた。 機会はあったがコロナもあって実現しないまま今日に至るらしい。どこに行きたいのか聞いてみると特に明確な答えは返ってこなかったので私はジンバブエをお薦めして会計をお願いした。『ジンバブエですか?!』と驚いていたが私はジンバブエを

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          • 第65回放送「出会いが育む旅という生き物-八丈島_完結編-」

            出会いによって旅の趣は変わるもの。八丈島で素晴らしい出会いがあった事で今まで抱えていた小さな不安は吹き飛ばされた。それほど遠くない未来、私はまたこの島に舞い戻るよ! 高橋さん、八丈島の皆さん、ありがとうございました! ナミヒラアユコ 7/30(土) LIVE@neonera ▼ https://www.musichall-neonera.com/event/294768.html 菅井洋仁 旅エッセイ「赤土と太陽 第一章」▼ https://note.com/tabino_naruki/n/nf568ed91aa6e (有料記事/最初の7000文字無料) ナミヒラ商店(CDや絵画販売)▼ https://namihiraayuko.stores.jp/ 高橋晃雄さん▼ https://nes09018448514.jimdofree.com/%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%8A%E3%83%BC%E7%B4%B9%E4%BB%8B/ 八丈島移住定住促進協議会▼ https://hachijoiju.com/ ナミヒラアユコ Twitter https://twitter.com/Ayukoro_n 菅井洋仁Twitter https://twitter.com/KiyotoSugai (プレゼント企画への応募はTwitterより) 第64回放送「八丈島マグロ釣り旅 -釣果発表スペシャル!!-」▼ https://note.com/tabino_naruki/n/n7fc322ed7ac1 (八丈島マグロ釣り旅前編) OPテーマ▼ Leave Port - ナミヒラアユコ アルバム「Plain」より https://music.apple.com/jp/album/leave-port/1515008571?i=1515008575 最新AL▼ https://ultravybe.lnk.to/hakumeikousen その他アルバム▼ https://namihiraayuko.stores.jp 旅の鳴る木 Spotify/Podcast https://instabio.cc/30826121PwkbG

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            • 第64回放送「八丈島マグロ釣り旅 -釣果発表スペシャル!!-」

              2022年7月11-15日。陸っぱり釣りの最高峰と形容しても過言ではないキハダマグロを狙って八丈島に乗り込みました!結果はいかに?! 釣りではなく釣り旅のドキュメンタリーです。釣りに興味がない人もお楽しみ頂けますし、釣り好きや八丈島での釣りに興味がある人は必聴回です!かなり詳しく説明しています。 八丈島のお土産がもらえるプレゼント企画もあります。詳しくは番組後半で。 OTONARI project 映像作品▼ https://youtu.be/kFI8k219ke4 菅井洋仁 旅エッセイ「赤土と太陽 第一章」▼ https://note.com/tabino_naruki/n/nf568ed91aa6e (有料記事/最初の7000文字無料) ナミヒラ商店(CDや絵画販売)▼ https://namihiraayuko.stores.jp/ ナミヒラアユコ Twitter https://twitter.com/Ayukoro_n 菅井洋仁Twitter https://twitter.com/KiyotoSugai (プレゼント企画への応募はTwitterより) 第58回放送「マグロを釣る旅へ」▼ https://note.com/tabino_naruki/n/nf059282fd0ab (八丈島マグロ釣りのタックル説明) OPテーマ▼ Leave Port - ナミヒラアユコ アルバム「Plain」より https://music.apple.com/jp/album/leave-port/1515008571?i=1515008575 最新AL▼ https://ultravybe.lnk.to/hakumeikousen その他アルバム▼ https://namihiraayuko.stores.jp 旅の鳴る木 Spotify/Podcast https://instabio.cc/30826121PwkbG

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              • 八丈島でマグロを狙う旅 -本質や真実は見た目に表れるばかりではない-

                ショアからのキハダマグロを狙った八丈島遠征もカンパチ一本に終わり帰路は複雑な心境にあった。たくさんの素敵な出会いがあったし、自分のタックルがマグロにも耐えられるとお墨付きをもらえた事も嬉しかった。 カンパチしか釣れなかったがこういったステップを踏んでキハダマグロに近付いていくのだと考えれば、今回の遠征には非常に大きな意味はあったがそれでも目的のキハダマグロが釣れなかった事には落胆している。 しかもカンパチも何本と釣れていればもう少しこの消化不良感も解消できたかも知れないが

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                • 八丈島でマグロを狙う旅 -ショアからカンパチが釣れた理由-

                  ショアキハダマグロを狙って八丈島の海に挑んだ私の釣行はカンパチで終了し夢は未来に持ち越された訳だが、このカンパチが釣れた要因として非常に大切だったのがある方の存在だ。 Facebookの釣りコミュニティで知り合い、私がナビゲーターを務めるネットラヂオ『旅の鳴る木』を聴いて下さった島在住の高橋さんのアシストがなければ、島外からやってくる多くのショア釣り師の様にぼうず(魚が釣れない事)で島を後にしていたのではないだろうか。  島に渡る前に高橋さんと知り合った事で何を準備すべき

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                  • 八丈島でマグロを狙う旅 -八丈島の釣りの基本はムロアジ-

                    今回八丈島では泳がせ釣りでマグロやカンパチなどの大型魚を狙った訳だが、今まで餌釣りをしっかりやってきて良かったと思う出来事があった。 何を狙うにしても泳がせ釣りの餌にするのはムロアジやショゴ(カンパチの子供)で、それらが釣れない時はスズメダイやオヤビッチャを使う事もある。スズメダイやオヤビッチャは居ついているので群がいないという事はないがムロアジやショゴに関しては釣れない時は全く釣れない。  私は釣行初日の早朝ムロアジが一匹しか釣れなくて、そいつが弱る前に泳がせたら90分

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                    • 八丈島でマグロを狙う旅 -道具へのこだわりと徹底的な準備-

                      何でもやってみないと分からない。しかしやってみるまで何の準備もせずとも何とかなる事、それではどうにもならない事が世の中にはある。今回キハダマグロを狙って八丈島に行ったが、これに関しては知識や経験が手伝って徹底的な準備をしないと絶対に何も起こり得ないと確信した。 そして八丈島での釣り経験、知識の向上を経て自分の中の釣りの常識が変わっていくのを感じた。 帰りの飛行機で釣り仲間とメッセージのやり取りをしていた時、次回はその友人も八丈島に行きたいという話になったので『タックルを揃

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                      • 第63回放送「ご当地シリーズ -神奈川編-」

                        久しぶりのご当地シリーズは番組アシスタントのナミヒラさんの出身県でもある神奈川県を舞台にお届けします!神奈川県央の魅力をお伝えするため「OTONARI project」の鈴木輝彦さんをゲストにお迎えしました! 大自然と都会的要素、両方を兼ね備えた神奈川県の魅力を感じてみて下さい。きっと遊びに行きたくなりますよー!😀 OTONARIproject instagram https://www.instagram.com/otonari_project/

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                        • 世界に続く旅の6キロ地点に立っていた男

                          北アメリカやユーラシア大陸にまで及んだ自転車旅歴史上最初に出会った人物をご紹介したい。   2009年11月。私は友人の結婚式に参加するため東京-大阪を走る人生初の自転車旅に挑戦するのだが、渋谷区の自宅を出発して間もなく山手通りで職務質問に遭っている。国道1号線に至るためには山手通りをただ南進すればいいのか目黒警察署の立ち番の警察官に聞いてみたのだが、深夜だった事もありその行動を怪しんだ警察官は行き先を尋ねてきた。 私が正直に『大阪です』と答えるとさらに詳しく事情を聞かれ身

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                          • 第62回放送「八丈島」

                            夏らしくなってきました!バーベキュー、花火、お祭り、この夏は久しぶりになんの制限もないので思い切り楽しみたいですね! 菅井さんのマグロ釣り旅(7/11~)が近づいています。菅井さんの釣りのきっかけは実は過去の八丈島での旅の中にありました。 ナミヒラさんは先日ワンマンライブを終えました。 配信アーカイブが7/10 23:59までご視聴いただけるのでご興味持ってくださった方はぜひこの機会にお楽しみください! ▶︎ https://neonera.stores.jp/items/62734e6cc5f8763c24d20d60 ナミヒラアユコ最新アルバム「薄明光線」 ▶︎https://ultravybe.lnk.to/hakumeikousen その他アルバム ▶︎https://namihiraayuko.stores.jp 🏠ナミヒラアユコ HP https://namiayunikki.amebaownd.com 「旅の鳴る木」をSpotifyやPodcastで聞く! ☞ https://instabio.cc/30826121PwkbG

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                            • 旅という好奇心に服従する

                              2009年冬。思い立って国道1号線を走破してみたが、興奮冷めやらぬ中、梅田新道の交差点で私が感じたのは「こんなの誰にでもできるよな」という冷めた感想だった。 江戸の時代を生きた人々は当たり前の様に何百キロという距離を旅していた訳だし、その時代に自転車すらなかった事を思えば、現代の舗装された道のりで東海道を移動するなんて特筆にも価しない。 さらに愛知県内での変質的男性との出会いも大きかった。その方は甲冑(かっちゅう)を着て自転車に乗り黙々とペダルをこいでいた。警察に代わって

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                              • “創造”という執筆活動

                                自身初の試みとなりますがエッセイの有料公開を開始しご購読頂けている事を大変嬉しく思っています。本業ではライブイベントの制作も行っておりエッセイ公開後の週末にイベント関係のお客様と接する機会がありましたが、今回発表した旅エッセイ『赤土と太陽』の感想を直接頂き感慨深いものがありました。   長年ミュージシャンと仕事をする中で創造する事の大切さを感じてきました。ゼロからイチを生み出す事が存在意義で、創造した作品をお客様と共有していく喜びがミュージシャンを続けていく糧になる、そう信じ

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                                • 旅エッセイ『赤土と太陽』とは?

                                  漫然と日々を過ごすだけの筆者は飲み会となれば知人に自身の夢を語り始める。どこにでもいる口八丁。本当は大層な夢も本質も持ち合わせていないのに。 唯一の救いはそれに疑問を抱く様になった事で、旧知の友人に相談すると、大阪で出席予定の結婚式に東京から自転車で参加する事を提案される。 「一度でいいから自分で口にした事を最後までやり遂げてみよう」そう思った筆者は中古の小さな自転車で東海道を走り始めるが、この旅が国境を越えてどこまでも繋がっていく事をこの時は知る由もない。 そしてゴー

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