[太陽は滑り台]
何度目に待ち合わせたって
きっと同じ顔を見せてよ
来た道は変わらずに
鼻歌の向くままに
虹色カラフルな等高線
渡ってゆくんだよ
週末気だるげな午後三時
太陽は滑り台
全部が運命みたいねと
大袈裟は原文ママで
見知った想い露知らず
臆病が距離を支配する
投げ捨てるような疑問詞を
1つ1つと疑えば
裏切りは自分の過去に
答えは互いの言葉に
笑っちゃうほど健気だな
本音の音色が聞こえたら
オルゴールを巻き直すような
例えばこんな歌
何度巡り出逢ったって
ずっと同じ声を上げてよ
期待値は変わらずに
産声の向かう先
何旅目の交わりだって
きっと同じ場所へ連れてくよ
市街地は変わらずに
ツツジの花開く町
拾い上げてみた疑問詞を
1つ1つを問うたなら
裏腹なオプティミズムに
答えは互いの言葉に
笑っちゃうほど健気だな
本音の音色が聞こえたら
オルゴールを巻き直すような
例えばこんな歌
何度目に待ち合わせたって
きっと同じ顔を見せてよ
来た道は変わらずに
鼻歌の向くままに
越えてゆけ都会も時代の川も
今年も萎んでしまう花の名も
孤独な夜が壊した涙も
行きつく隣ほら
手に取るバイブル
アビーロードのゼブラ模様を
渡って今日は帰らなきゃ
束の間永遠の午後四時
太陽は滑り台
太陽は滑り台
手を取るバイブル
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