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日常的郷愁メドレー(歌詞まとめ)

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早いとこ曲をつけてあげたい
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#幸福論

[不]

しあわせを願っているよ この星の誰よりも 僕だからできる不誠実を 片手に 手を振るよ しあわせを願っているよ 油まみれの かなえでも 君は集めて こちらに見せて 輝いているね しあわせを階段に喩えるなら 調べてご覧 足元はどこから どこへ しあわせは4文字ことば 仲良しこよし 割り切れてよかったね (僕は)いまさらだ 遠慮しとこう 腕が多いので 君はきっと なんだって最後に怖がる しあわせを願っているよ すべてを手にしてご覧なさい 不可能なことないさ 手に余るもの 指

[Blue Sky Screen]

気まぐれに上った 丘の上 少しだけ背の高い 草をよけて 竦む崖の岩 そのギリギリまで 地平は霞まずに 見晴らして 郊外から都心へと 空の下 溺れそうなビルを数える 新しい夏の景色と あの日を切り貼りながら 描いた絵空事を 風が攫ってゆくような 見知らぬ人々の暮らし渦巻く この街の僕に生きがいひとひら 瑞々しい青空が スクリーンだったら 光の速さ あなたの 一瞬きりの 想いを ああ 見つけられるかな しなやかなあなたの手 追いかけた夏を 年月に流さないでと 一羽のアゲハ

[Lively]

朝が来て 日の出を少し過ぎた頃 ふと起きて やけに体が心を急かす 5時の踏切が あたらしい街の産声さ 昨日降られた夕立が 足元で名残惜しげに Misty town, when new lives are born no longer you can stay here alone. 人生は美しいね 喜びを語る詩が 幾千ともなくあったり あなたの名前だったり 笑い合ったりしているうちに どれほどを見てきたの 僕ら長生きしなくちゃね あなたの 一言噛み締めながら 坂道を 太

[キセキ]

奇石を砕いた顔なしモアイは 疑問も合点も許さないから 間を抜ける乾いた風に 従い歩く人の群れ 奇跡を統べる異国の神は 振らないサイコロ全部隠して 自分の番もマス目の数も 知らずに歩く人の群れ 軌跡を語る飛行機雲は 成功じゃないものを遠く見下ろし 月面みたいに足跡1つ 残さず歩く人の群れ キセキの標に五感を向けず ただただ歩く人の群れ 物心ついてから 完璧な日 一度だってないけど 週末のカフェ 君と飲む 甘めのカプチーノ それが僕の成功さ キセキなんだ わかるだろ 黄

[夢現の彼ら]

おやすみの前に少しだけ 話を聞いて 相槌だっていらない 下らないけど 僕の決意 出逢ったあの頃から 随分変わったね 僕ら 壁のアナログ時計 ふと 四月イッピが舞い落ちる音 三つ子の魂百までと 口癖をからかい合ったね 四半世紀足らずの日々が 奪わなかった唯一つ 松葉杖に苦笑いの彼も あっけないね 帰らざる人 愛しき人よ 君をどれだけ 悲しみから守れるのかな 永遠は無いと知ったから 隣の君に餞を 朝起きて見る常夜灯と 照らされる壁に染みてゆく 大人になるってさ 今までの