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うめきたさんぽ

気ままなのんびり旅人と申します!

今回は最近話題のうめきたエリアを見ていこうと周辺を少しだけ歩いてみました!

うめきたとは大阪駅北側の地区を指すのですが、元々ココには何があったかご存知でしょうか?

うめきたエリアから
大阪駅とグランフロント大阪を眺める


記憶に新しい方もまだまだいらっしゃるかもしれないですが、この広大な更地には2013年までJR貨物の梅田駅がありました!

え、JRにも梅田駅ってあったん?!阪急とかにしかないと思ってたわー!


なんて声も聞こえてきそうですが、梅田駅と言いつつ貨物専用なのでお客さんがやってこない駅なんですけどね(笑)

そんな貨物梅田駅ですが吹田に広大な貨物ターミナルが出来たことと、一部機能を大阪の平野駅近くにある百済(くだら)貨物ターミナルに移転することで梅田駅が無くなった今もこれまで同様の機能を維持できているらしいです!

貨物梅田駅が無くなったと聞いた当時のたびんちゅはすかさず「貨物梅田駅無くなったはええけど、この土地更地にした所で何になるん?!無くす必要あったん?!!」という疑問がふと込み上げてきました。


すると何年か経ってからではありつつも周りの鉄道好きな友達が「なんか噂で聞いたけど梅田駅の跡って今地上を走ってる梅田貨物線を地下にするらしいで!」と言うのです。
ちなみに梅田貨物線と言うのは簡単に言うと現在、特急くろしおや特急はるかが通っている新大阪から走って西九条付近で大阪環状線に合流するための線路です。

たびんちゅは「え?!梅田貨物線が地下化?!……まぁ貨物駅潰したから新大阪側から潜るのは良いとして出てくるとこどうするんや?!踏切も2箇所あるし、そもそも見る限り用地少なくて上がってくるとこ作るん難しそうやと思うからそんなんガセやろ!」なんて当時は思ってたんですが、時代の流れってほんとわからないもんですね(笑)

今年の春には地下化されてしかも駅まで出来ちゃうんですから~(笑)

ちなみに地下化されると踏切が2箇所あるうちの1箇所、西梅田1番踏切が廃止される予定となっています。


西梅田1番踏切


ちなみに皆さんはこのように踏切一つ一つに名前が付けられているのはご存知でしたでしょうか?

鉄道会社によって名前の付け方は様々なのですが、その土地の名前が付けられていることが多いですので鉄道沿線を散策する際は踏切の名前も極力チェックしてたりします(笑)


大阪の街並みを背景に通過する特急はるか


日当たりの関係でちょっと影になりましたが、このように大阪の街並みを背景に通過する列車を撮影出来るのもあと僅かとなりそうです。



ちなみにたびんちゅオススメの西梅田1番踏切見どころポイントはコレです!

謎の滑車


滑車と埋め込まれたレール


今でこそ遮断かんで遮断する一般的な方式の踏切なのですが、たびんちゅが記憶するに今から15年くらい前まではワイヤーを使った昇開式だったのでそのワイヤーを吊るしたり稼働させたりするのに使われた滑車の残骸が今も残っています。
ちなみに埋め込まれたレールはおそらくその柱として使用されていたものかと推測します。

昇開式は水平に張ったワイヤーをそのまま上下させる方式の踏切遮断機。踏切の両端に柱を設置して、柱にレールを取付けてワイヤーを張り、それが上下に動くことによって踏切道を遮断する。

Wikipediaより


おそらくこれらも踏切が廃止となれば跡形もなく撤去されてしまうと思われるので、実物を見たい方は踏切の外から見れますので是非見に行ってみてください!

沿線を歩いているとなぜか大阪環状線の車両が走ってきたので近くで眺めました。

環状線の車両と大阪駅


沿線の道沿いから撮影。
このアングルは今後見れなくなるのでラッキーでした!


最後にココを通ってみる。

歴史ある地下道

ココはただの地下道と思いきやなかなか歴史ある地下道でして、昭和3年からこの地にあります北梅田地下道です!

ココには元々梅北道路という道があったそうなのですが、程なくして道が廃止され通学で使っていた学生たちが遠回りしないと学校に行けなくなったそうです。
それを見兼ねたこの地域の有力者39名が鉄道省(今のJR)にお願いして作られたのがこの地下道だそうです。

この地下道も線路地下化に伴って役目を終える予定だそうで、この光景もまた過去の風景となっていきそうです。


うめきたについてウダウダとお話しましたが、他にもまだまだ今のうちな風景があると思うので興味あります方は是非一度見に行ってみてはいかがでしょうか?

ここまで読んでくださり、ありがとうございました!!

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