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(9/9)初の九州横断に狂喜乱舞し、広島まで足を伸ばす。 2015年11月28日(土)-12月2日(水)

広島市での夜を堪能したわれわれは、いよいよ九州の旅最終日を迎えます。
イクヤさん、ツッチさん、わたしの3人は新幹線で岩手・盛岡を目指すこととしましたが、途中名古屋で美味いものでも食べて帰ろうということになり、名古屋駅でいったん降り、名古屋グルメを満喫することになりました。
注)2015年11月の記事になります。


◾️名古屋でひつまぶしと鶏手羽先揚げ

ミニひつまぶし

朝、広島駅の「味一」という立ち食い蕎麦店で月見饂飩を平らげ、名古屋行きの新幹線に飛び乗りました。さすがに疲労しているわれわれ、うつらうつらと居眠りしながら、午前10時には名古屋に到着です。

「せっかくだから名古屋で昼酒でもしていこう」と、せっかくだからモードを発動し、名古屋に立ち寄るわけです。

駅地下街「エスカ」にて、「ゆうふく エスカ店」というひつまぶしの店を見つけ、迷わず入店します。
実は、はじめは「味噌煮込みうどんでしょ」といっていたのですが、朝もうどんだったし、ひつまぶしも食べてみたいし、ということでこちらにチェンジしました。

朝食を抜いていたツッチさんは店一押しだという「ひつまぶし」を、イクヤさんとわたくしは朝食をとっていたので、ちょっと控えめに「ミニひつまぶし」を注文。併せて「せっかくだから」と鶏手羽先揚げも追加で注文します。
で、この手羽先がが甘塩っぱさがなかなかに刺激的で、生ビールによく合いました。

ひつまぶしは「ほーー! なるほど、なるほど」というわかりやすく、親しみやすい美味しさで三人揃って堪能しました。
鰻はふっくら柔らかく、そして出汁で茶漬けにすると鰻の脂が全体に回って、また違う美味しさです。これはいいものです、日本酒が呑みたくなると思いつつ、肝臓の疲れを感じつつ、ビールで我慢したのでした。

完全に満足し、今度は東京行きの新幹線に飛び乗ります。1時間半の名古屋滞在時間となりました。

◾️東北新幹線に飛び乗り盛岡へ。そして解散式へ

盛岡駅の「キリンシティ盛岡」

東京駅で、東海道新幹線から東北新幹線への乗り換えには、10分弱の猶予しかありませんでした。なので、イクヤさんが事前に「YouTube」で乗り換えルートの動画を見て連絡路を確認してくれていて、おかげでスムーズに乗り換えできました。

しかし、なんというか、東北新幹線はものすごく落ち着きます。「帰ってきたな」感とか、「もうなにがあっても平気だな」感が半端ないです。

旅が終わるのはもちろん寂しいのですが、それでも無事に家路につけるのは、それ以上にほっとするのも正直なところでしょう。

「盛岡に着いたら解散式だな」とイクヤさん。「キリンシティですね」とツッチさん。われわれ、まだまだ呑む気満々でした。
本当は出発式に「キリンシティ」を使いたかったのですが、午前11時開店ということで入店できなかったのです。

くまもと あか牛 ロースト

そして無事、盛岡駅に新幹線が到着です。「キリンシティ盛岡」に素早く入店し、生ビールで乾杯なのです。
さてさて、なにかつまもうかとメニューを見ると「くまもと あか牛」のローストがあるではないですが。

なんという奇遇。「おおっ」と思わず声を挙げるわれわれです。
「よし、この写真イグチさんに送ろう」と嬉しくなりながら、「おかげさまで盛岡に無事到着し、あか牛食べてますよ~」とメメッセンジャーで写真を送りました。

まあ、よく考えれば平日でした。イグチさんは仕事中なので迷惑なんだろうなあと、ちらりと思いながらも感謝と安堵に包まれ、じんわりと酔っていきました。

じんわり酔いつつ、阿蘇で見たあか牛を思い出したり、旅で出会った人たちを思い出したり、赤身の肉とビールがよく合うなあなどと思ったりしながら、この5日間の余韻に浸るわれわれでした。

なにはともあれ「ありがとう」に尽きる旅だったと思います。40歳を過ぎ、好むと好まざるに関わらず、人生をそろそろ折り返すであろうわれわれ。
4泊5日の旅は正直休暇の関係もあり、日程を確保するのはきつかったですが、終えてみればこれで良かったと思うし、これが最高の結末だったと思いました。

次、いつになるかわからないが、絶対に再び九州の旅に出ることになるのだろうと確信しながら、われわれは旅を終えたのでした。

(おわり)

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