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【秋田県秋田市】「たまには秋田で呑もう」とイクヤさんに誘われ、「おひとりさま」〜「からす森」〜「永楽食堂」へ 2016年11月19日(土)〜20日(日)

2015年11月から12月にかけて、秋田県某市在住イクヤさん、盛岡市在住ツッチさんとわたしは九州から広島、名古屋と一週間近く旅をしたわけですが、その一年後、「また3人で旅行したいねぇ」という話になりました。
だがしかし、われわれも社会人であり、そう簡単にはまとまった休みが取れないので、近場で小旅行でいいのではないかという話になりました。
するとイクヤさんが、「たまには秋田で呑もう」と切り出したので、「それはいいですねー!」ということになり、愉快な仲間で秋田市呑み歩きをしました。
注)2016年11月の記事になります。


◾️激狭店「立ち呑み おひとりさま」でハタハタを

「立ち呑み おひとりさま」は午後4時開店です

さて、盛岡駅から秋田新幹線で秋田市へ入った、イクヤさん、ツッチさん、わたしの3人は、東横インにアーリーチェックインし、午後4時から営業しているという秋田駅西口の「立ち呑み おひとりさま」へ向かいます。

2015年11月に九州を旅したわれわれ3人は、またまた旅がしたいということになりまして、「たまには秋田で呑もう」というイクヤさんの提案に乗っかり、秋田で呑み歩きをすることになりました。

この日は、秋田県某市在住であり、仕事の都合でよく秋田市を訪れているイクヤさんが、仕事終わりによく寄る酒場を案内してくれることになっていました。

さてこちらの酒場、ご主人が一人で店を回しておられるようですが、狭いながらも機能的に什器やら調味料やら冷蔵庫やらが配置され、てきぱきと仕事をされています。 

「まあ一軒目だから、軽めにしておこう」とキリン一番搾り中瓶を二本もらい、おのおの手酌しながら喉を潤し、お通しのおでんをつつきます。

ツッチさんが、壁のホワイトボードにハタハタ焼きを見つけ「オレ、ハタハタ食べたい」とそれを注文し、丸々と太ったハタハタを二尾焼いてもらい三人で食べました。

店のキャパシティは7人か8人か、といったところです。「立ち呑み」と言いつつも、イスにも座れるので、立ってでも座ってでも大丈夫なようです。
ともあれ、10人は絶対に入らないだろうなという狭い店ですが、痒いところに手が届きそうで、そして不思議と居心地の良い酒場です。

◾️超人気大衆酒場「からす森」へ

運良く入店できました

さて、「おひとりさま」を出たわれわれは、「からす森」へ向かいました。秋田でも有名な大箱の大衆酒場で、「おひとりさま」と同様に秋田駅の西口から、徒歩数分といったところにあります。

串焼きと熱燗

「からす森」は、地元で大人気の酒場であり、毎夜毎夜、酔客でごったがえしているわけですが、この日は運良く、ちょうど三人分カウンター席が空いたので、なんとか座ることができました。

瓶ビールで乾杯し、名物の煮込みをつつきます。超満席、大衆酒場の喧騒が心地良く、じんわりと酔いも回ってきます。

串焼き(やきとん)と熱燗(両関銀紋)をいただきます。われわれの後からも、次々の客が訪れるます。しかし、満席の店内を見て、心底残念そうに店を後にしていました。

料理も酒も気取ったものはないが、大衆酒場のそれに相応しく早い・安い・旨いの三拍子が揃った、地元酔客を満足させる要素が詰まった名店です。

◾️こちらも超人気店「永楽食堂」へ

すごすぎる壁の日本酒メニュー

「おひとりさま」「からす森」と、いつもの愉快な旅仲間であるイクヤさん、ツッチさんと呑み歩き、最後の一軒「永楽食堂」を訪れます。 

こちら、予約がなければ入店するのが困難な地元でも屈指の人気酒場です(「からす森」も入店困難ですが、オオバコであることと回転率が良いことを考えれば、若干入りやすいように思えます)。

「いやはや、まいったまいった、、、」と壁の日本酒の品書きに圧倒され、茫然自失状態になりながら「一白水成」「春霞」「天の戸」「新政」などなどを、鮮度抜群の鯵の刺身をつまみながらいただきます。

イクヤさん、ありがとうございました。完全ノックアウトされた秋田の夜でした。

◾️朝ラーからの角館観光

翌朝はイクヤさんに連れられ、秋田駅前の「末廣ラーメン本舗」で朝ラーメン。
名物「あさり醤油ラーメン」にたっぷりの刻みネギを投入し、ずるずるすすりました。いやあ、盛岡にも「末廣ラーメン」がありますが、本場で食べるとたまりません。

電車に乗り仙北市角館町へ移動です。オトコ三人武家屋敷を観光することにしていました。
角館駅前の「地酒のふじた」を覗くと、日本酒試飲セットがあったので、地酒をいただきます。

昼ご飯にはまだ早かったのですが、観光客が多かったので、混む前にと目に入った「そばきり長助」へ。
雨が降りそうな天気で寒かったので、出された熱いお茶が嬉しく、それで温まったのちに日本酒をもらい蕎麦を手繰りました。

土産については、「くら吉」にお邪魔して、栗をふんだんに使ったお菓子を買い求めました。

午後になり、帰りの電車の時間が近づきましたので、武家屋敷通りにある「桜の里」という料理屋に入り、再び日本酒を呑みながら稲庭うどんをいただきました。

いやー、なんか良かったですね、全体的にゆるくて。角館は何度か来ていますが、のんびり酒を呑みつつ歩くのも悪くありません。
こういう小旅行、定期的に行けるような人生を送りたいものです。

(おわり。)

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