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言の葉の力


「言霊」

〜言葉に宿っていると信じられていた不思議な力。発した言葉どおりの結果を現す力があるとされた。


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言葉には力がある。


学生の頃からよく教わってた気がするし、実際に言葉ひとつで心動かされたこともあった。


人を幸せにすることもできる。

しかし、凶器として人を傷つけてもしまう。


変幻自在。


だからこそ、言葉は大切に扱うべきものだという認識を持っている人が多いと思う。



晴れて社会人として大人への道を踏み出した今、言葉の力をこの上なく痛感することが増えた。


人とやり取りすることもそうだが、それ以上に自分にかけられる言葉一つ一つに対して特に感じる。



「しっかり者」


「細かいところまで見れている」


「結果出せそう」


「手を焼かずに成長していける」



側から見たら嬉しいこと、誇りに思っていいことを言われているように見えるかもしれない。


しかし、そのような"自分"でなければならないと言う重圧ものしかかってくる。


それが本当にありたい"自分"なのか。


考えてもなかなかわからない。


多分就活など通してトレーニングすべきなのだろう。

サボったツケが回ってきたと思う。



自分は繊細だ。


些細なことを気にすることは誰だってあるだろうが、人が思うより何倍もちょっとしたことを気にしてしまう。


「気にすんな〜」


多くの人から言われてきた。


だけども気にしないことは性格上無理だとわかっている。


性格も相まって、言葉にも敏感になっているんだろうなと感じる。


定義は違うのかもしれないが"言霊"は人を意味づけるものとしても間違いなく存在すると思う。


人を成長させるのも退化させるのも、結局は言葉な気がする。


今の時代、真っ直ぐに受け止める人も多く噛み砕く人も捉え方は人それぞれ。


だからこそ直接人に対して言葉を発する時、内面に触れる時は特に気にしなければならない。


自分もこれまでできていたかと言われたらできていなかっただろう。


人を大切に想うことはまず言葉から。


言葉の力を信じて。


明日から、いや今ここから過ごしていく。

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