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過去の苦労は笑い話になる

脱サラを思い留まって早一年。

思うようにいかない現状に妻と夜遅くまで話し合ったとき、前職の話しが出て大笑いした。

私は前職小売店勤務。一時期腰が痛すぎて、家に帰り着く頃には身体がコの字になってたらしく。

その様子があまりにも悲惨で、そのときの光景を思い出して笑いが止まらなくなったらしい。でも

「あのときは絶対笑えなかったよね」

そう話すと同時に

「もう絶対に戻れないけど、あのときは一生懸命だったよなー」

って昔の自分に何か勇気をもらえた気持ちになった。

記憶は記憶でしかなく、自分の中にしか残らない。

そんな記憶の中でも、何故か苦労話を面白く話す人は多い気がする。

今回の旅のテーマは「本当に記憶に残る過去(行動)」

とある深夜の笑い話しに思いを馳せ、これからの未来を考えてみようと思います。

※サムネイルの写真は坂口恭平さんの作品から拝借させていただきました。

余裕こいた日常は記憶に残らない

仕事が何だかつまらない。

私は今は管理職になるが、私の苦労なんて人知れず、自分のことばっかりな社員達にたまにイライラする。

決して悪い職場ではないけど、何ていうか余裕こいている。。ように思うことがある。

私が小売店勤務の頃は大声張り上げて1日走り回って、家に帰る頃にはワイシャツが汗びっしょりだった。

今は現場仕事じゃないからあれだけど、何かその頃をふと思い返すとお尻を叩かれるような気持ちになる。

今の職場を辞めたとき、果たして笑い話しになるのだろうか?

多分、今のような心境のままだとならないだろうな。

情熱もなく、ただお金の為だけにのらりくらり仕事をするのは、時間の浪費だ。

ああ、何ていうか、心の底から燃え上がるよう情熱が懐かしい。

苦労話は宝物

「あのときヤバかったよね。」

友人と久しぶりに飲みに行くと、決まってそんな話しばかりが出てきて盛り上がる。

苦労話、失敗した話し、恥ずかしい話し。

そのとき痛かった出来事も、過ぎされば思い出になる。

でも、また同じ体験をしたいとは思わない。

だけど体験しなかった方が良かったとは決して思わない。

むしろ、そんな経験が今の自分を形作っているし、それがあったからこそ後の成功に繋がったことも多い。

思うに、苦労や失敗って何か手に入れる代償のようなもので、ゲームでいう「経験値」なんだろう。

だから苦労の少ない人は何だか面白みに欠ける。

逆に苦労話が多い人は優しいというか、何だか面白い。

あなたはどのぐらい苦労話がありますか?

やっぱり行動あるのみ

最初の話しに戻るけど、私は脱サラしたいけどできないでいる。

理由はシンプルにお金で、凄いキツイ仕事でもないから何となく留まっている。

でもなー、何かそれってどうなんだろう??

それでも、できる範囲で行動はするようにしている。

そんな日々を送る中、今月はとあるイベントに誘われてコーヒー屋を出店することになった。

このイベントに出店します!!

いざ出店するって決まると、何か色々面倒だ。

準備めちゃ大変。ノートに色々書き出して、値付けなんかもしないといけない。

てか、人に出せるようなコーヒーを出せるの?ってちょっと不安になる。

とは言え、出店すると決めたら準備あるのみ。

こういう挑戦って、きっと「経験値」になるんだろうな。

やっぱり、考えるよりまずは行動あるのみ。

つまらなく思うことがある今の仕事も、今一度やれることはあるかもしれない。

コーヒー豆を仕入れる方から
コーヒーの講習を受けました。

まとめ いいから黙って頑張れ

私は一度だけペットを飼ったことがあり、その子が亡くなった日を思い出すと今でも涙が出る。

最後の朝、仕事に行くべきか迷っていた私を察したのか、元気な「フリ」をして私を送り出した。

きっと最後の力を振り絞ったんだろう。

後からそれに気づいたが、もう帰ったときには御礼を伝えることができなかった。

私達は、一体何の為に生きてるんだろう?

余裕かまして送る日常や、どんぐりの背比べで人に優越感を感じたとて、果たして何か残るのだろうか?

死んだとき走馬灯を見たとして、そんな記憶を思い返したりするんだろうか?

多分、私は思い返すことはないと思う。

サラリーマンって会話が大体いつも同じ。

仕事、お金、飲み行く話し、女性の話し、スポーツの話し。

別に悪くはないよ、でも何だかなー。

もっと一緒に居てくれる人を大切にしようよ。って思ってしまう人が多い。

もっと心底「カッコいいな」と思う人いないのか?
(もちろん素敵な人もたくさんいるけど、、)

私だって同じようなものだけど、何ていうかカッコつけて生きていきたい。

明日死んでも後悔しない日々を送れているのかな?

とりあえず明日死んだら後悔しそうなので、黙って頑張ることにする。

時間は有限。残り時間なんてわからない。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

また次の旅でお会いしましょう。

※今回、実は他に配信する予定の記事があったのですが、妻と深夜まで話した後、何となく差し替えたくなって書いた記事となります。

今週配信したスタンドfmです。↓↓



こちらはホームページです。近々イベントに出店することを記事にします。↓↓

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