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ネパールひとり旅『シェルパ族の夫婦漫才』
2020年1月 ネパール旅行記 Vol.15
タメル地区の美しく寒い宿に帰還。前回より低層階で広めの部屋に宿泊。こちらの暖房も湯たんぽほどしか機能していなかったが、シャワーはしっかり出た!ありがたい。
あとは壁に取り付けられた暖房を布団に入れて抱いて寝れれば完璧であったのだがなあ。
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と感じた。
明くる朝、ボダナートと言う寺院を目指して、6キロほどの散策に出る。
その道中、シェルパのおじさんととても素敵な時間を過ごす。
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大川氏と話してると、おっかさんが流暢な英語で茶々を入れてくる。
少し休憩を挟もうと、ドーナツが並んだショウケースがちんまりと置いてあるお店らしきところで『マサラティーはいただけますか?』と聞いてみた。
『この辺の通りはどこもジンジャーティーしかないわよ』と常連客らしきおっかさんが教えてくれた。
おっかさんが赤いクルタのお店のおかみさんにいろいろ伝えてくれて、程なくしてお茶が出てくる。
ブラックペッパーと言って渡された。ブラックペッパーティー??体あっためたいって言ったからかな?
アタイ、マサラティーの定義がよくわかってないんだが、スパイスならなんでもいいんだろうか?
よーわからんがとてもうまい。20ルピー也。
温まる。
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そして、同じく常連客であろう大川栄策と見紛うおっさんに声をかけられる。
聞けば、彼はシェルパ族で、ガイドとしてエベレストには3回登頂したって!
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エベレスト登山にかかる手続きの費用はなんと250万!
シェルパ族は手続きしないから名前が残らない。無冠のヒーローだ。
シェルパ族でもエベレスト登頂はキツいの?と聞いてみた。
すると大川氏一笑に付して『オレは標高5000mの村で生まれたんだぜ?イタリア人もオーストラリア人も、みんな途中から酸素吸って、ゼーゼー言って登っていくけどな、俺に酸素は必要ねぇ!楽勝だ!!』
と言ったところで『あんたもう年寄りだから無理だろ』と、おっかさんに突っ込まれてました。チャンチャン♫
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写真撮らせてーと言ったら、照れながらもまたこの笑顔。素敵!
でもガイドしたチームの招待であごあし付きのイタリア旅行などしたらしく、きっととても頼もしくて、素晴らしいガイドだったんだろうなぁと推測。
かっこいい👍👍👍
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