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ネパールひとり旅『古都に水を差す水の話』

2020年1月 ネパール旅行記 Vol.13

美しい古都の街。そんなパタンで得たネパール情勢。(注:コロナパンデミック直前の2020年1月時点での情報)

カラスが鳴くからか〜えろ〜の時間帯
思い出してみると、昼間はそこまで寒さを感じなかったな。
向こうに見えてる山はもしかするとエベレストかもしれない。
違うかもしれない。

ネパールは水資源ランキング世界第2位を誇る国(水資源という言葉の定義をする必要があると思うけど)にも関わらず、ここパタンでは水道が通っておらず、市民は定期的にタンクを買って水を使用しているとのこと。

ミズミズミズ、ミズ、ミズ、寝ても覚めても通らナイ!

その理由はズバリ政治家の腐敗。カトマンズから45キロほど東に豊かな川があり、そこから水を引く工事を始めたのが18年前…。

工事はまだ続いていて、大臣曰く『もう97%は完成している。来年には開通するだろう』とのこと。
…市民はこれをここ5年くらい毎年聞かされているらしい。

2015年の震災から5年。まだ修復中の建物もあり所々痛々しさが残る。
震災の悲惨さは語るまでもなく、思いっきり神を呪う案件ではあるんだけれど
それとは別に、ネパールのこのペース、とても好き。

最初は中国、次にイタリア、そして今再度中国の企業が建設を請け負っているらしいのだけれど、なぜ入れ替わり立ち替わりになるかと言うと、支払いの遅れ?賄賂の横行??まあとにかくド腐れ政府の怠慢のせいだと。

信仰深い人たち。

そんなネパールの消費税は13%。
そして水タンク購入の生活は19年目に突入するという…なんともはや。

オレンジと赤いクルタと青いターバンのコントラストにウキウキする。
しかしオレンジよりホカホカまんじゅうが食べたい。
にぎやかー。

と言う話を2020年に聞いていた。
そこからコロナ禍に突入したわけなんだけれど、どうなったかな?


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