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【若手向け】子どものできることを増やす

日頃の指導を振り返ってみると、案外同じことを繰り返しているということがあります。

例えば当番活動です。

より良くやるために工夫を凝らしていけるようにしてほしいところですが、アプローチをしていかないと実際問題それはとても難しいと思います。

では、どういったアプローチが効果的なのでしょうか?

今回は、私がよく使うアプローチを2つ紹介したいと思います。

1つは、子どもに気づきを与えるアプローチをすることです。

これは、お手本を提示してあげるイメージです。

ここの部分、こうやってみると更に良くなりそうだと思うよと話をしてあげるだけでも随分効果があります。

当然、こちらの引き出しが、多ければ多いほど有効です。

教師が、ビジョンをもって、子どもたちのために有益だと思うことを考え実践していくことが求められます。

今以上に力を付けるためには、現状を打ち破るきっかけが必要です。

そのためのアプローチに積極的に教師が関わっていきます。

あくまで、教師の理想を言っていくのではなく、現状をよくみて、子どもに合った、彼らの望む姿になるための手助けをするようにしていく必要があります。

子どもたち主体のアプローチは、下記のもうひとつの手法になります。

もう1つは、意識させた上で見守るというアプローチです。

こちらのアプローチは、子どもに声をかけ、成長のための行動を考えさせるといった手法になります。

具体的には、

「~をさらに良くするためには、どうしたらよいかな。」

と声をかけてあげる感じです。

子どもが自分達の現状を振り返り、案を考え、実践するために、フォローをしていきます。

子どもたちに案を考えさせ、実践していくので、気長に見守っていく必要があります。

自分達でやっていくから、少し時間はかかるということを認識し、子どもにもその旨を伝えながら、適宜フィードバックをしていきましょう。

上級生など、子どもの引き出しが多くなっている状態の方が、この手法は有効です。

逆に子どもがまだ引き出しが少ない場合は、先ほどの方法のほうが有効になります。

2つの手法をバランスよく織り交ぜながら指導することで、現状より子どものできることを増やしていくことができるのではないかと思いました。

簡単ですが、今回はここまでです。

お読みいただきありがとうございました。


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