マイルのアレコレ(5)

年越しハワイの特典航空券を取るぞ!と宣言した前回の続き。

実はマイルには貯める難しさに加えて、貯まったマイルを交換する難しさがある!シンプルに予約が取れない!(一般的にANAよりJALの方が取りやすいとは言われている。真偽不明。)

もちろん、予約の取りにくさは取ろうとしている航空券の人気度(時期・行き先・予約クラス)と比例していて、だとすれば年末年始ハワイ行きビジネスクラスが予約困難度最高峰であることは言わずもがな。週末の国内旅行とかであれば比較的取りやすいとは思う。(取ったことないからわからない)

実は今年のGWにドイツ・オランダに旅行した時も特典航空券を利用したんだけども、この時も本当に凄まじい争奪戦で。。。特典航空券の予約は出発日の330日前の午前10時からオンライン及び電話で一斉に始まり、とにかく早いもん勝ち。セオリーではオンラインより、電話で10時ちょい前から取りたい予約を伝えておいて、時間になった瞬間にボタンを押してもらうのが最も確実。それでも、まず10時前から電話が繋がりにくくなるし、繋がったら繋がったで「用がないなら電話切ります」と煽ってくるのでどうでもいい質問をしまくって時間を稼がないといけないし (優しいオペレータなら暗黙の了解で応対してくれる)、何よりそれでも取れるかどうかは運次第という難易度の高さ。

おかげで私は福岡発着(東京発着はおそらく最激戦)になり、出発日&帰国日は希望の1日後ろ倒し&前倒しになってしまったくらい。そこまでするか?というツッコミはあるでしょうけど、世の中に似たような人が山ほどいるからこういう状況になるわけで、貧乏性の性ですな。トホホ。でもまあ、それも含めてマイルを使った遊びだと思えば、なかなかスリリングで面白いです。取れた時にはそれは至福の喜びですし。

(少し話は逸れるけど…)とはいうものの、この予約取りにくさ問題が慢性的になってきたので、JALは少しひねってきました。昨年の制度改定で「JAL国際線特典航空券PLUS」なる仕組みを導入。今までは必要マイル数と特典航空券用座席数(公表されてないけど)は決まっていた。これに対して、当初の座席数が満席になった場合でも、マイルを上乗せして支払うことで特典航空券に交換できるようにした、という仕組み。ユーザーからすれば特典航空券を取りやすくなったとも取れるけど、一方で余計にマイルを取られるという印象もある…まあ、航空会社からすればマイルを使わせてなんぼだから、結局は後者が魂胆だとは思うけど!(ANAは従来通り必要マイル数固定で取れるか取れないか、All or Nothing)

※ちなみに行き先ごとにどれだけのマイルが必要なのか簡単に調べられるように、リンク貼っておきます。→JAL特典航空券必要マイル表 ANA特典航空券必要マイル表

ANAの特典航空券は時期によって必要マイル数が違うということ、ハワイ行きの必要マイル数がJALに比べて随分少ないということ、今回調べて初めて知った〜。でも二兎追うものは一兎を得ずだから、これからもJALのマイルを貯めるけどね!

これから貯め始めるという人は、そのあたりも比較してどちらを選ぶのか、はたまた米国系マイレージを選ぶのか考えてみるといいかも。気になること、わからないことがあればコメントでも個人的に連絡をくれるでもいいので聞いてください!

マイル編は、次回あたりを最終回にしたいと思います。

貯め方や使い方はわかったと思うので、興味の湧いた人、これからマイルを貯め始めようと思う人に向けて各マイレージプログラム別のクレジットカードを比較して紹介します。参考にしてください。

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