マイルのアレコレ(2)
さて、前回に引き続いてマイルについて。
貯まったマイルは特典航空券に交換するのが一番と前回触れたけど、交換するにはどれだけ飛行機に乗らないといけないのか。結論としては、出張で頻繁に飛行機に乗る、もしくは年に1~2回海外旅行に行くような人でないと「飛行機に乗って貯める」のは難しいと思います。
私が仕事でたまに出張する熊本の場合、貯まるのは片道575マイル、往復で1,150マイル(*1。)国内線の特典往復航空券に交換するには12,000マイル必要(*2)。ということは、熊本10往復しても国内1往復すらできない!国際線の特典航空券の場合、最も必要なマイル数が少ない韓国往復で15,000マイル(エコノミークラス)。個人的には、LCC(*3)が普及して国内やアジア諸国であれば格安で旅行できてしまう今のご時世、頑張ってマイルを貯めてもなんとなく得した気分になれないと思ってしまう。(贅沢か)
じゃあどうするか。以前お話しした「陸マイラー」の登場です。そう、多くの人がショッピングでのマイル獲得に勤しむのです。具体的な例は次回お話しします。
(*1)貯まるマイル数は、買った航空券の種類=正規運賃or割引運賃orツアーに含まれる航空券など種類によって異なる。他にもステータス(よく飛行機に乗る人のランク付け)によってボーナスマイルがもらえたりする。
(*2)JAL/ANAともに通常のおよそ半分のマイルで特典航空券に交換できるサービスを用意しています。
JALの「どこかにマイル」では予約時に4つの候補地が表示され、予約完了後3日以内に行き先が決まるというミステリーツアー的なもの。(日程の計画は立てやすいが、行き先不明)
ANAの「今週のトクたびマイル」では搭乗対象期間の2日前から、いくつか限定された目的地の中で好きな場所を選べる、思い立ったが吉日的なもの。(行き先は選り好みできるが、即予約即出発)
(*3)LCC:Low Cost Career=格安航空会社。有名どころだとJetstarとかPeachとか、挙げ出すとキリがない。荷物預け・機内食が有料、持ち込んだお酒は飲めない、搭乗口が異常に遠い、国際線でも機内で映画が見れない、国内線でも成田発着、などの不利益と引き換えにチケットが爆安。但し、ハイシーズンは意外と高い。
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