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ツウタビ Vol1 岡山 宇野駅編

宇野駅ってどんな街?

みなさんは岡山の宇野駅をご存知だろうか。岡山の玉野市にある海沿いの街で、岡山県内では住みよさランキングで1位をとったこともある街だ。
2020年に駅のリニューアルが完了した宇野駅は、近くに直島を中心とした瀬戸内のアートイベントにも縁があるため、街中にアートが随所に見ることができる。
また海沿いの落ち着いた街並みは瀬戸内海独特のノスタルジーを感じられ、ロシアのウラジオストクに近い感じがした(行ったことはないけれど)
不安定な世界情勢でロシア旅行にも行けなくなってしまった今、玉野の宇野ではパスポートなしでウラジオストクを感じられるかもしれない。

宇野駅を歩いてみた 街のアート編

宇野駅駅舎

「宇野みなと線」の終着駅である宇野駅は、海沿いを黄色いレトロな列車が走る、それだけでもうノスタルジー溢れるエモい場所なのだが、ここはアートの街宇野駅、駅舎もすごく洒落ていた。独特の幾何学模様のこのデザインは「瀬戸内国際芸術祭」でエステル・ストッカーというイタリアの女性デザイナーが手がけたそうだ。

街の中のアート

宇野駅周辺にはいくつかアートが展示されていて、わたしが行った時は9つほどオブジェがあった。そのいくつかを紹介しようと思う

宇野のチヌ・コチヌ

いずれも落ちていた廃材や家庭ゴミをアートにしている。
コチヌ(どうやら子供らしい)の方はすべり台にもなっていて遊び心も満載。

宇野のチヌ

終点の先へ

放置自転車をアート化するプロジェクト
熱を熱して溶接して新たな自転車に再生している。10台限定でレンタサイクルもしているとのこと。春や秋だと潮風浴びながらのサイクリングが気持ちよそさう。

他にもたくさんのアートが並んでいて歩くだけですごく気持ちが良かった。
この日は友達と昼はコーヒーを片手に夜は酎ハイをぶら下げながら歩いたのだけど、本当に心地よく、暖かくなったらまた来たいと強く感じた。

アートの案内板も素敵

UNOHOTEL

この日は UNOHOTELに泊まった。
海辺に面したおしゃれなホテル。
日本茶バーなんかもあったりして、早めに観光を終えてホテルでだらだらするのも良いかもしれない。

UNO HOTEL


宇野のご飯 ①おいとま

宇野駅から徒歩5分ぐらいの場所にある「おいとま」
昼は定食、夜は居酒屋をやっているみたい。
店内もすごくおしゃれでランチタイムは混雑気味だった。
ご飯もすごく美味しくて今回はランチだったけど、夜も行ってみたい

店内 ピンクのかべがかわいい
エントランス 外観から素敵
定食 付け合わせの小鉢がこれまたとんでもなく美味しい

宇野のご飯②喫茶キンバリー

カフェなら喫茶キンバリーもおすすめ。
古民家の内装にアートが散りばめられていているだけで楽しい雰囲気がある

かわいらしい古民家で食べるモーニングは絶品

宇野のご飯③みなと珈琲焙煎所

1階はコーヒー豆の売店で実は2階にイートインスペースがある
古民家のおしゃれな雰囲気たっぷりの店内で飲むコーヒーと甘いスイーツが最高で近所にあれば毎日通う自信がある

おいもタルト 甘さ控えめですごく美味しい
店内はノスタルジーな雰囲気とチャーミングな店員さんに癒される
窓辺の席で読書も捗りそう

その他 オープンアトリエに行ってみた

UNOHOTELの近くにオープンアトリエに行ってみた。
いろんなアーティストの方とのシェアアトリエ?のような感じなのだが、その中で声をかけてくれた作家さんがなんと、淡路島の玉ねぎのオブジェを作っている人だった。
発泡スチロールからできているらしく、新しい知識を手に入れたようで楽しかった。

オープンアトリエ

さいごに

岡山の宇野はアートと人のあたたかさに触れられるとても素敵な街だった。
何もかも忘れて海辺を歩くのは日々一生懸命働くご褒美としてこれ以上ない贅沢だった・・・
もう一回行きたいなと思えるスポットでした。
尾道や倉敷に行ったことある人や行ったことがある人は好きだと思うのでぜひ・・

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