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丁寧に暮らしている気分になるには

ミニマル/シンプルな暮らしを心がけると、丁寧に暮らしている気分になれる。

それは、余分なものがない分、掃除や片付けが楽で、きれいな状態を維持できるし、一つのものを大事に扱うようになるから。そして、余計なことをしない分、一つのことを丁寧にできるようになるし、前なら面倒だと思って手を出さなかったことも、時間をかけてやるようになるから。

ミニマル/シンプルライフを心がけてから始めたことで、丁寧に暮らしている気分にさせてくれているのは、今のところ、以下の3つ。


①足のかかとのお手入れ

顔や手には当然のように気を使うけど、足、特にかかとにまでは気が回らないことが多いと思う。だからこそ、かかとのお手入れをする。

昔、かかとの角質取りの道具を使ったことがある。つるつるになるのが嬉しくて、調子に乗って皮膚を削り過ぎたらしく、歩くたびにかかとが痛くて苦労した経験があるので、道具は使わない。ただ保湿クリームを塗るだけ。

朝晩、かかとと足の裏全体に、丁寧にクリームを塗っていると、いつも体を支えてくれている足に感謝する気持ちが芽生える。そして、自分を大切にしている気分になる。心を込めて、感謝しながら、丁寧に、かかとのお手入れをして、自分を大切にしてあげよう。

②リネン素材の洋服

今まで、リネン(麻)はシワになりやすいイメージしかなくて、アイロン嫌いの私はずっと敬遠していた。最近のリネン素材は昔よりシワになりにくい気がするのは気にせい?多少のシワも、味があってご愛嬌と思えるようになったのは、シンプルライフで心に余裕ができたからか、年を取ってあらゆるシワが気にならなくなって来たのか…。

一度リネン素材の肌触りを知ると、もう後戻りはできない。さらっとしているだけでなく、冷房が異常にきいた寒いオフィスでは、ふわっと暖かく包んでもくれる。リネンのような天然素材は、化繊に比べると環境への悪影響が少ないのもいい。

シンプルなリネン素材の洋服を着ると、何となく気分も上がる。アイロンがけはやっぱりいまだにしないけど、リネン素材を着るようになって、生活の質が少し上がった気がする。

③植物を飾ったり、育てる

花でも、観葉植物でも、ハーブでも、野菜でも、何でもいい。植物は、自分ができる範囲で、少しだけでも生活に取り入れると、たちまち丁寧に暮らしている気分にさせてくれるから不思議。

花は、以前ならもらった後に花瓶に入れて飾りっぱなしだったけど、今なら毎日花瓶の水を替える。観葉植物の数が増えたのも、青紫蘇やバジルを庭で育てるようになったのも、庭の草むしりも、私にとってはシンプルライフで時間にも心にも余裕ができた証拠。植物は、断然暮らしに彩りを与えてくれる。


以上、ミニマル/シンプルな暮らしを心がけるようになってから始めて、丁寧に暮らしている気分にさせてくれていること。どうやら、それらは自分を大切にして、生活の質を向上させて、暮らしに彩りを与えてくれているらしい。すべて、ミニマル/シンプルライフが、時間的にも気持ち的にも余裕をくれたおかげ。

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