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また春が来る

最近、急に暖かくなって、桜が一気に咲き始めている。いつもより早く、また母の命日を思い出す季節がやって来る。

息子の調子が久しぶりに悪そうだったけど、自分でセラピストの予約を取って対処していたので、感心しながら様子を見ていた。まだ不安が拭えなかったようで、話がしたいと夜中に起こされて、話を聞いたけれど、息子はできる限りのことをしていて、ほかにできることなどないように思えた。感情で考えずに、論理的に考えるように気をつけていると言っていた。悪いことより良いことの方に目を向けて。息子と話をして、私まで大事なことを再確認して、勉強になった。そして、安心した。

娘もセラピストに会っていて、だいぶん落ち着いている様子。気持ちをあまり話したがらないけれど、ちらっと「私が勝手に悪い方にばかり考えてただけだった」と言っていて、その通り!!と大きくうなずいてしまった。ここでも大切なのは、感情で考えずに、論理的に考えること。悪いことより良いことの方に目を向けて。娘もそうできているようで、安心した。

頭では分かってはいても、悲しみや不安の感情をおさえて、論理的に考えるのは難しいと思う。でも、二人には自分のことを分かってくれて信頼できる友達がいる。それは、間違いなく絶対的に良いことで、忘れずに目を向けていてほしい。そういう友達に囲まれて、必要な時はセラピストに頼って、もちろん精神科医にも会って必要な薬を飲み続けていれば、きっと大丈夫。

今年の春は、仕事で色々とあって、私の方が家族より不安定かもしれない。でも、家族から学んだことを胸に刻んで乗り切ろう。感情で考えずに、論理的に考えること。悪いことより良いことの方に目を向けて。

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