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弾丸ナイトサファリ@シンガポール

 チャンギ空港でのトランジットで、空き時間が7時間あったので、急いでナイトサファリへ。着陸が午後5時頃で、次のフライトが午前0時15分だったので、午後10時頃に空港に戻ってくればよい計算。

 ナイトサファリのチケットは、前々日に公式サイトで予約して行った。23年3月上旬のレートで、5174円だった(VISAデビットの支払い記録を参照した)。一番早い入場時間が午後7時15分だったので、空港で夕食を食べて向かうことに。

 チャンギ空港T3には、地下にフードコートがあるのだが、私が好きなミーゴレンがなかなか見つからない。麺類を提供している店のスタッフに聞いても「??」というリアクションなので、諦めて、別のよくわからない麺を頼んだ。

もちろんおいしい

 これで、650円。空港価格だろうから、街中のホーカーズで同じものを頼んだら、もっと安いはずだ。

 同じ階に入っているスーパーで水を買う。個人的に栄誉賞を与えたいレベルのシンガポール名物、チキンライスのもとを発見。

 帰りのトランジットで必ず購入すると誓う。この右の緑のやつだが、これで作ると気絶するほどうまいんだなぁ。

 空港からナイトサファリへは、公共交通機関だと1時間以上かかるが、タクシーだと30分なので、時間に追われている私はGrabで車を呼んだ。シンガポールはタクシーが日本より安く、30キロの道のりを疾走して3850円。ちなみに、帰りはナイトサファリ外の待ちのタクシーを捕まえて、4420円だった。正規のタクシーは、空港の乗入れ料が3ドルかかるので、その分高くつくみたい。

 ナイトサファリは、平日ということもあって、あまり混んでいなかった。7時になったら歩いて園内を回れるということで、入ってよい時間になったら早速、まだ明るいなか、一人で探検を始めた。

 もちろん整備された園内なのだけど、周りに誰もいないと、何となく心細いし、木々に囲まれたこの感じが、ジュラシックパークっぽい。

木の陰から動物を観察


頭上では、サルっぽい動物が木を渡り、葉をざわつかせている

 そんなこんなで、7時半開始のショーを見るため、エントランス近くに戻る。行ったらすぐに入れるわけではなく、ショー入り口のQRコードを読み込み、当日予約をして、証拠のメールを提示しないと入れない。英語でスタッフが説明していたが、分からない人がたくさんいて、やや混乱していた。

ステージ左手には、アリクイ的な4匹の動物が餌につられて歩いている

 ショーは写真撮影OKだけど、フラッシュはNG。ネタバレになるから具体的には言わないけど、中にはフラッシュで失明してしまう動物もいるという説明。このルールは厳守ですね。

 子供だましではなく、なかなかよくできたショーで、一番後ろに座っていたのだけど、迫力もあった。

 ショーが30分程度で終わると、また入り口に戻ってトラムに乗る。身軽であれば、ショーが終わり次第、走っていくと良い。というのも、ショーの観客のほとんどはトラムに向かうため、長蛇の列になってしまうからだ。

 トラムは、外に近い席が動物に近くておすすめなのだけど、両サイドをバランスよく見るためには真ん中の席でもよいかも。私は、2人組の男性がそれぞれ外側の席を取ったので、仕方なく真ん中に座ったのだけど、見やすくて良かったかな。

 トラムの中からも写真は撮れるけど、フラッシュはダメなので、私のiPhone SEではきれいに撮れず。ライオンとか、見どころでは30秒くらい停まってくれるので、満足いくだけ観察することができた。ただ、動物と近いのは、歩いて回るコースかもしれない。トラムの所要時間も30分ほどだった。

 残り1時間くらい園内にいられるので、奥まで歩いていくと、その日は(ほぼ?)満月で、とてもきれいな景色と遭遇した。

湖面にうつる月がきれい

 イギリス人ファミリーに写真を撮ってと頼まれたので、月を入れて撮って差し上げたら喜んでくれた。

 一番奥まで到達すると、でっかいサイのお食事タイムに遭遇した。周りに客はおらず、飼育員に促され、ニンジンを数本、献上した。思わぬ動物とのふれあいタイムがうれしかった。

 もっと時間があれば、のんびりと満喫できただろうが、終始、早歩きで2時間半でも堪能した。

 帰りも明朗会計のGrabがよかったのだが、待てど暮らせど車が来ないので、仕方なく待ちのタクシーに乗った。一人旅は、タクシーと宿が高くつくのが難点だ。

 深夜ということもあり、チャンギ空港は2時間前に到着すれば十分、余裕があった。きれいすぎるトイレで、搭乗前に歯磨きとメイク落としを済ませる。ヨーロッパはまだ冬なので、タートルネックにお着替えして、14時間のフライトに備えた。つづく