見出し画像

【生成AI】人類の誰も見たことのない、夢のスーツケースを誕生させよう

Satoru: 岡田さん。

岡田悠: なんですか、Satoruさん。

Satoru: 前回、生成AIに理想のスーツケースの画像を描いてもらう、という企画をやりましたね。

岡田悠: 「5億桁の南京錠がついたスーツケース」

Satoru: 「100億個のUSBポートに接続された100億個のケーブルが地球の表面を覆いつくすスーツケース」

岡田悠: 「ポケットに収まるスーツケース」

Satoru: 「世界のすべての路線図が内蔵されているスーツケース」


Satoru: あの企画が面白かったので、今度は、ロスト・バゲージ・クラブの皆さんからアイデアを募集しました。

岡田悠: 紹介しましょう。

ロスト・バゲージ・クラブとは、
「超旅ラジオ」の限定会員コミュニティ。

限定記事を読めたり、限定音声を聴けたり、
企画に参加できたりする(←本記事もそのひとつ)。

2024年3月現在、会員数は約220名。
https://note.com/tabi_radio/membership/join

Satoru: まずは、このラジオの常連リスナーでもあられる、カタカタみしんさんのアイデアから。

岡田悠: Z世代の拷問器具?

Satoru: いえ、腰痛に効くスーツケースだそうです。

カタカタみしんさんのコメント:
AIに指示した文言→
1回目は、「腰に湿布を貼るのを手伝ってくれるスーツケース」にしたのですが、何か良からぬ画像が生成されたので表示できない、と言われました。
2回目に、「私のスーツケースは私の腰に湿布を貼ってくれる」と指示しました。
そして出て来た絵がこちらです。4枚提示された全てが不穏な空気に満ちて魅力的でしたが、この絵は逆さの摩天楼は腰痛の辛さの、美しいバニラスカイは苦しみの先に訪れる救済の暗喩のように感じられ「天晴れ、AI!」と思ったので選出しました。
腰痛持ちの人は旅先ではどうされてるんでしょう?ホテルの人に頼んでるのでしょうか?お尻が半分見られてしまうので、貼りたいけど我慢してる人も多そうです。

このあと、ロスト・バゲージ・クラブのdiscordにて、べつの会員の方から「一人で湿布を貼るためのグッズ」が紹介されました。優しい世界。


Satoru: ラジオネーム・野やぎさん。「いつ何時でも5秒でビールを出してくれるスーツケース」

野やぎさんのコメント:
スチームパンク感がかっこいいぜピンクだし……!!(閉まらないけど)

岡田悠: ははは、たしかにかっこいい。スーツケースというか、ビール醸造だけのための装置になってるけど。

Satoru: 手荷物検査が鬼門だな。

石川大樹: (暗黒空間から出現して、)つづいては、ラジオネーム・奇妙なリスさん。「テレビが観られるスーツケース」

岡田悠: 飛行機のシートについてるやつだ。

Satoru: あのコントローラーって、機内でしか見ないですよね。あれを常備したいという特殊性癖の人には合うのかも。

岡田悠: これぞニッチ市場。

石川大樹: でもちさん。「バイクと一体化したスーツケース」

Satoru: これは欲しいな。本当に欲しい。

岡田悠: 空港までこれに乗って、到着後にスーツケース部分が取り外せたりして。

Satoru: 優勝だ。

石川大樹: 後藤グミさん。「自動で荷造りをしてくれるタコ型スーツケース」

後藤グミさんのコメント:
たくさんの腕を伸縮させ、めんどうな荷造りが一瞬で終わります。頼もしい相棒になってくれそうです(貨物室では他の荷物と仲良くね…)

岡田悠: 10年後くらいに実現するかも…?

Satoru: でも、このタコ君に叱られそうだな。「コノ荷物ハ不要デス」とか言われて。

岡田悠: それは困る。

タコ君: スベテ捨テテオキマシタ。

岡田悠: やめて〜!

石川大樹: 8番さん。「ロストバゲージしても、自分で持ち主のところに戻ってきてくれるスーツケース」

8番さんのコメント:
かつてJetstarで2回連続でロストバゲージし、旅行するたびに預け入れの荷物が出てくるか心配で毎回ハラハラしているので、無くなっても勝手に帰ってきてくれるスーツケースなら安心できそうだと思いました。生成画像は微妙にキモかわいいところが好きです

Satoru: わかるなぁ。自力で戻ってくれたら、どんなに助かるか。

岡田悠: スーツケースに限らず、あらゆるものが自力で戻ってきてほしい。

Satoru: 捨てたはずのものまで戻ってくるかも…。

岡田悠: 8番さんからもうひとつ。「取り出したい内容物を伝えると、探して取り出してくれる布製スーツケース」

8番さんのコメント:
前回旅行した時に、スーツケースの奥底にあったものがなかなか見つからない事態があったので、勝手に探して出してくれるスーツケースあったら良いなと思いましたが、生成された画像には「いや、小さいスーツケース出されましても…かわいいから、ちょっと欲しいけども…」という感想を抱きました

Satoru: まさに夢のスーツケース! もはや「四次元ポケット」の世界ですが。

岡田悠: このスーツケースを忘れちゃったらどうするんだろう。

Satoru: そしたらまた別のスーツケースを買うんだ。

岡田悠: その別のやつも忘れちゃったら…。

Satoru: それはもう落語の世界だ。

石川大樹: R88さん。「リモートワークができるスーツケース」

R88さんのコメント:
LCCでは絶対に機内持ち込みが出来ないスーツケースが生成されました。

石川大樹:これ、スーツケースそのものよりも、人の足が4本あるのが気になりますね。

Satoru: あっ、気づかなかった!

石川大樹: 後ろの2本は椅子の脚なのかな。

Satoru: こんなやつが搭乗口まで来たら迫力あるだろうな。

岡田悠: やくーとさん。「コンロで調理することができるスーツケース」

やくーとさんのコメント:
4枚とも白黒調でやたら渋いおじさんが葉巻を吸っていました。旅先で野宿するときにコンロなどがあれば便利ですよね。

岡田悠: こんなにスーツで決めて目玉焼きを作ってるのが良いな。

Satoru: ジョン・フォードの映画に出てきそうで出てこないシーン。

岡田悠: ラジオネーム・みすれはさん。この方は生成AIへの「呪文」を文章で書いてくれました。

スーツケースを作ってください。 キャタピラが搭載されて自動で持ち主の後ろについてきます。 口がありゴミを食べてくれます。 知性がありネクタイを着けて、代わりに入国審査に対応してくれます。 冬の青空のような美しいグラデーションをしています。

Satoru:「冬の青空のような美しいグラデーション」か。詩的だなぁ。

岡田悠: 生成AIの”呪文”にも個性がありますね。

みすれはさんのコメント①:
キャタピラが無限軌道ではなく芋虫になってしまいました。 カートゥーンのキャラみたいでかわいいので、旅のお供にいいかもしれません。

石川大樹:アドベンチャー・タイムに出てきそう。

Satoru: 英文のスペルも微妙に違ってて、そこにも味わいありますね。

みすれはさんのコメント②:
ちなみに他の候補もあって、こいつらとは旅をしたくないです。

石川大樹:左はさっきのとほぼ同じデザインなのに、イヤさがすごい。

岡田悠: 画風ってやっぱり大事なんだ。

Satoru: この投稿に触発されて、後藤グミさんからも呪文が届きました。「白いイカ型のスーツケース。盗人にはイカ墨を吐いて威嚇します。」

後藤グミさんのコメント:
イカが盗人になってしまった……

石川大樹:イカが横にいるだけで普通のスーツケースでは!?

Satoru: かわいいですけどね。

岡田悠: ぺぺりさん。「空港職員がカギを壊して開けようとすると、自ら逃げるあるいは防戦するスーツケース」

ぺぺりさんのコメント:
外資の航空会社で荷物を預け入れた際、TSAロック付きのスーツケースなのにロック部分全体を壊され補償を求めてすったもんだした経験があります。そのため頑丈で自立的な旅のお供を求めていたのですが、こんな性格の悪そうなスーツケースになるとは......

石川大樹: 逃げても防戦してもいない。

岡田悠: びっくりしてるだけだ。

Satoru: それくらいヤバいものが見つかったのか。

岡田悠: モチダブさん。「自律的な思考で動く二足歩行のスーツケース」

モチダブさんのコメント:
なぜか取っ手にいがぐりのようなものが乗っています。そこが頭脳なのか…?

石川大樹:まりも…?

Satoru: 阿寒湖のまりもが究極進化するとこうなるのかも。

岡田悠: まりさん。「泥棒に盗まれそうになったら、近くのものに巻きついて動かなくなるスーツケース」

まりさんのコメント:
街灯とかそういうものに巻きついて盗まれなくなればいいなと思ったのですが、まさか泥棒を飲み込むとは…

石川大樹:絶対飛行機に乗れなそうですね。消化するまで待てばいいのかな。

Satoru: そう思うと、開けるのを躊躇するな。ゴキブリホイホイみたいではある。

岡田悠: 8番さん、再び。「持ち主を危険から守ってくれる、たくましく頼りになるスーツケース」

8番さんのコメント:
スーツケースに手足がついているのか、持ち主がスーツケースを身につけているのかは謎です。後者であれば、持ち主自体がめっちゃ強そう。

Satoru: たしかに強そうなのは間違いない。

岡田悠: アメコミヒーローみたいだ。

Satoru: Mr. スーツケース。

石川大樹: とみいさん。「幼い子どもたちを目的地まで誘導し、危険な状態や転倒の危険にさらされたときに支援する機能を備えた新しいスーツケースのデザインコンセプト。スーツケースは視覚的に魅力的であり、便利な機能を反映した機能が組み込まれている必要があります」

とみいさんのコメント:
先日子供がスーツケースを自分で押したがり、電車に乗り遅れそうになったので、子供を自動で誘導してくれるスーツケースがあるといいなと思いました。

岡田悠: いらすとや…?

Satoru: とみいさんに聞いてみました。「AIいらすとや」ってのがあるんですね。


Satoruと岡田悠の超旅ラジオ


石川大樹: Noričkaさん。「飛行機に乗る犬の安全を守ってくれるスーツケース」

Noričkaさんのコメント:
頑丈さを期待したのですが、、、オモチャ置き場付きのペットカートが出来上がりました。かわいい。

岡田悠: かわいい…でも狭すぎる気もする。

Satoru: ペットカートとして見たら、わりに実在しそうではありますね。

岡田悠: たわし(ギター練習中)さん。「ホルンと一体化したスーツケース/Orchestrionが内蔵されたスーツケース」


たわしさんのコメント:
かさばる楽器を気軽に旅行に持っていけたら……と思ったのですが、
より一層持ち運ぶのが大変そうな形状になってしまいました。

石川大樹:工芸品としての美しさがありますね。これ積み込みの時にボカボカ放り投げられたら…。

岡田悠: 機内に持ち込みたいですね(持ち込めるのか?)

Satoru: 最後に、奇妙なリスさん。「"超旅ラジオ"を楽しめるスーツケース」

奇妙なリスさんのコメント:
ロゴが SUPER ♪

Satoru:ご機嫌なデザイン。盗まれにくい(?)ピンクなのも良いなぁ。

岡田悠: ここからラジオが流れてきて欲しいな。


というわけで

ロスト・バゲージ・クラブの限定コミュニティでは、こんな感じのやり取りが日々なされています。discordで旅の行き先を気軽に相談してみたり、新しいアイデアを募ったり、岡田さんや私(Satoru)が、よそでは公開しない(できそうもない)内容の短文を投稿したり。

そういうのが面白そうだと思える方は、ぜひ、ご入会されてみてください!

(参考)discordチャンネルの一覧【3月5日現在】


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?