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アブダビ駐在 日本から持ち込む食材はコレ!

◎筆者は…
2022年よりUAE(アラブ首長国連邦)の
首都アブダビにて駐在帯同生活中。
海外で長く暮らすのは今回が初めて。
30代のママです。

前回の記事で日本からの
食材入手方法について書いたが
今回はそもそも何をそんなに調達しているのか
より具体的に紹介していきたいと思う。

トップ3はコレだ!

まずは、駐在開始から今までの2年間で
実際に日本から持ち込んだものを
数量と頻度を鑑みてランク付けしてみる
(非常に個人的です)。
輸送手段としては、前回の記事で触れたとおり
実家から国際郵便出張者に依頼
自分の一時帰国で調達など。

1位 料理酒&みりん
2位 めんつゆ
3位 乾麺(うどん・そば・そうめん)

ざっくりだが、頻度と量で
上位を占めるのはこのあたり。
料理に使う調味料のなかでも、
醤油はこちらで売っているkikkomanでも
何とかなると思っているため
1位の2つに比べると優先度が下がる。

めんつゆは自分で配合という手もあるが、
みりんなどの貴重さを考えると
そのものを入手した方が効率的。
重さと嵩に対してなるべく長く使えるよう
4倍濃縮などを選ぶようにする。

乾麺に関しては
能動的にもある程度調達するのだが
出張や一時帰国をした方から
お土産として頂く頻度が高い食品でもある。
スーツケースにも簡単に収まる上、
好みの差もそこまで大きくなく
海外暮らしの家庭に渡す定番なのだと思われる。
5パック入りの袋ラーメンなども
出張の方から頂く率が高い
(単身の駐在者にも渡しやすいのかも)。

チューブ系調味料も活躍

トップ3ほどではないが、
なるべくストックを欠かさないようにしているのが
ポン酢、ソース(中濃、お好み焼き用)、
チューブ系調味料(生姜、にんにく、わさび等)

ポン酢はこちらのアジア系スーパーなどでも
よく見かけるようになってきたが
他の日本製品と同様、高額なのでなるべく日本から持ってくる。
こちらの野菜と鶏肉を煮ただけのものでも
ポン酢で食べると日本の鍋料理感が出る(と思っている)のでありがたい。

鍋料理というと「鍋キューブ」や「プチっと鍋」といった
鍋用スープの素も駐在者には人気の模様
(前回の記事で触れた日本食輸送販売のサイトでも扱われている)。
小ぶりで1度に使う量も少ないから便利なのだろう。

荷物にならないので出張者にも頼みやすいのがチューブ系調味料
わさびなどは日本らしくて分かりやすいが
おろしにんにく・生姜も重宝する。
にんにく、生姜そのものはこちらのスーパーでも売っているので
いくらでも代用できるのだが
刻んだりおろしたりする手間が省けるし
少量使いたいときに冷蔵庫にあるとないとでは全然違うのだ。

カレールー・パスタソースはママの味方

子育て中の身としては、調味料と同様に欠かせないのが
日本のカレールーパスタソース
こちらで食べられるインドカレーなどは
やはり子供には辛いものが多く
当たり前だが日本のカレーとは全く別物。

大人用の中辛や辛口はともかく、
子供用の甘口ルーとレトルトカレーだけは
必ずストックしておくようにしている。

パスタソースについては
海外生活をして初めて
便利さと優秀さに気づかされた。

こちらにも、トマトやバジルといった
パスタソースの瓶は沢山売っているのだが
それだけで味が整うものは少なく
何かしら味付けが必要なものばかり。
あくまで「パスタを調理するのに便利な形状」なだけなのだ。

それに比べて、1人前サイズで
本当にただ混ぜるだけで美味しいというのはすごいと思う
(イタリア人に言わせたらパスタじゃないのかもしれないけど)。
特に子供も大好きなたらこ味などは
ストックを欠かさないようにしている。

嗜好品も欲しいよね

調味料や麺類に比べると
調理に欠かせないわけでも、主食になるわけでもないのだが
調達頻度の高いのが「ごはんのお供」系。
子供の好きなふりかけ類を筆頭に
お茶漬けの素、ごはんですよ(海苔佃煮)や鮭フレークなども
ついつい手を出してしまう。

さらにキリがないのがお菓子類
自国贔屓が入るかもしれないが、
日本のスナック菓子は安くて美味しい。
こちらのスーパーには世界各国からの
輸入菓子が並んでいるので
美味しいチョコやクッキーを見つけるのは
さほど難しくないのだが
やはり、価格が高い
(そもそも物価が高い上に輸入品だから致し方なし)。

そして、リサーチ力不足かもしれないが
しょっぱい系のスナックが
あまり充実していない
ように感じる。
ポテトチップスとポップコーンは山ほど並んでいるが
その他は辛そうなチップス類などがほとんど。

そうなると、かっぱえびせんとかベビースターとか、
日本のほどよい塩気のスナックが食べたくなってしまうのだ。
湿気との闘いを考えるとあまり長持ちはしないが
その他のものを送るついでにちょこっと送ることが多い。

ちなみに「柿の種」は知名度が高いのか、
こちら仕様のものが売っていたりする
(本家なのか模倣品なのか不明)。
お菓子については
きのこの山の海外版(?)が存在したりと
色々と興味深いので、後日改めてレポートを…。

実は食品以外も多め

以上が調達頻度の高い食品。
実際には、缶詰コーヒー・お茶
漬物の素(我が家は無印良品のぬか漬けの素を愛用中)など
細かなものももう少しあるが、個人差が大きい項目になるかと思う。

そして、実は郵送などの際には
食品以外の品が占める割合も大きい。
日用品、衣料品や常備薬なども
日本で調達した方が便利なためだ。

というわけで次回の記事では
「海外に持参したい(食品以外の)日本製品」について
ご紹介できればと思います。

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