日本有数の漆器産地 木曽平沢の町並み ~ Photo ~ Hirasawa Town of Kiso Lacquer Ware

画像1 中山道三宿のひとつである奈良井宿(長野県塩尻市)の枝郷として江戸時代初期から発展した木曽平沢宿
画像2 国の重要伝統的建造物群保存地区に漆工町として指定されており、200軒を超える伝統的建造物等があります。
画像3 木曽漆器はもともと奈良井宿で生産されていましたが、近世後期には平沢に拡大することになりました。
画像4 高地の寒冷気候が漆工に適していて、江戸時代を通して中山道随一の漆器生産地になり、現在も日本有数の産地です。
画像5 もともと中国などからの輸入に依存して自給率自体も数%以下と低い生漆の国内生産量ですが、消費量の減少とともにさらに減少し、2014年には1トンまで落ち込みました。
画像6 文化庁は、2015 年に国宝や重要文化財建造物を保存・修復で、原則として使用する漆の 100%国産 化を発表し、それには年平均約 2.2 トンの生漆が必要と試算。
画像7 2018年時点で国内消費量37.7トンに対して1.8トンほどまで持ち直しました。(グラフは林野庁HPより抜粋https://www.rinya.maff.go.jp/j/kikaku/hakusyo/r1hakusyo_h/all/chap2_2_2.html
画像8 町並保存地区は南北に850メートル、東西に200メートルほど。https://www.city.shiojiri.lg.jp/soshiki/kensetsu/toshikeikaku/machnamiseibi.files/170714_3mapsignJAP.pdf
画像9 1749年に大火があり、防火対策の一環として、いくつもの路地を設けるようになりました。(現在の消防法の先を行っていますね)
画像10 町並み建築をマップで説明したPDFをこちらからダウンロードできます♪ https://tokimeguri.jp/guide/kisohirasawa/
画像11 以下、保存地区の町並み写真です♪
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画像19 町並に沿って奈良井川が流れています。この名前のまま松本付近まで流れ、梓川と合流し犀川となり、さらに千曲川、信濃川と名前を変えて日本海に注ぎます。
画像20 その奈良井川の対岸に木曽漆器館があります。
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画像23 1998年長野冬季オリンピックのメダルにも木曽漆器が使われました。
画像24 最寄り駅はJR中央本線の木曽平沢駅。
画像25 駅すぐ横の「うるしの里駅前水辺公園」横を通って旧中山道まで徒歩1~2分で降りていくことができます。
画像26 塩尻駅からは各駅停車で20分、名古屋方面からは途中まで特急利用で2時間半程度。
画像27 ただし、各駅停車の本数が少ないので注意。お隣の奈良井宿との間に週末には毎日6本無料バスが巡回していますので、奈良井宿とセットで見学もおすすめです。https://tokimeguri.jp/news/judenkenbus/
画像28 こちらの「平沢てくてくマップ」PDF内にもアクセス詳細が説明してあります。https://tokimeguri.jp/guide/kisohirasawa/

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