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✖印の家紋、知ってる?

こんにちは。

「×」印の家紋、正確にはアルファベットのXに近い形の家紋があります。
名称は「直違紋(すじかいもん)」。通称、違い棒。
織田信長に仕えた丹羽長秀にはじまる、丹羽家の家紋です。

直違紋(フリー画像サイトより)

この家紋の由来は諸説あります。
合戦では大将の印として、「馬印」というものを掲げるのですが、長秀の馬印はは竹の枝に金の短尺をさげたものでした。合戦が終わってこの馬印を見ると、短尺は散って、二枚だけがバッテンの形に残っていたので、それが家紋となったという説。

もう一つの説は、血の付いた刀を拭った際に、バッテンの形に血のりがついたので、秀吉から「家紋としたがよかろう」との言葉を受け、家紋としたという説。

丹羽家は長秀の孫・光重の代から、二本松藩主(今の福島県二本松市)を務めました。二本松藩は戊辰戦争にて激戦地となり、「二本松少年隊」の悲劇でも有名です。

本日はこれにて。

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