チューバという楽器
先日、オーケストラでチューバを演奏している方に出会いました。
チューバって皆さんどんな楽器かご存じでしたか?(上記写真がチューバです)
私、訊いてみたんです。
「どうしてチューバを選んだのですか?」と。
彼曰く「中学生の時、吹奏楽をやることになり、先生から『君、チューバやってくれないか?』と言われたんです。誰もやる人がいなかったみたいで。。。」
・・・私の予想通りの答え笑。
金管楽器ではトランペットとか、サックスとか人気ですよね。派手だし。
チューバって誰からも選ばれず、最後まで売れ残っていそう。
大きいし重いし、体の大きい男子に回ってきそうです。
チューバは最も低い音を出すパートです。
チューバの練習が、これまた地味なのだそうです。
短音をロングトーンで出す(同じ音をずっと長く出し続ける)。
メロディを奏でることはないから、ひたすらベースとなる低音を出す。
マウスピースに抵抗が少ないので息そのものを音として出すため、腹式呼吸が必須なのだそうです。
そんな地味で面白味のないチューバですが、他の楽器と合わせるととても気持ちよいのだそうです。これこそがチューバの魅力といえるらしい。
彼はチューバの魅力にハマって、そのまま音大までチューバ奏者として進みました。
私も合唱をやっていますから、彼が言う意味が少しわかるような気がします。
ハーモニーを奏でる気持ちよさ。ダイナミックさ。
多くの人でひとつの音楽を創り上げる面白さ。
みんながトランペットやサックスではオーケストラが成り立たないのです。
それぞれがそれぞれにしか果たせない役割を担い、ひとりでは作れない音楽を作っていく。
たびこふれも、たびこふれにしかできない役割を果たしていけたらいいなと思いました。
私がやっている混声合唱でいえば、高音部のソプラノとテナーがメロディを担うことが多いです。低音部のアルトとベースがそれを下で支えます。
単体で聞くとアルトやベースのパートは音が微妙です笑。
それだけ聞いても面白くない。変な音型も多い。音取りも難しい。
でも合唱では、アルトとベースが要になるんですよね~。
このパートが上手いと合唱団のレベルがグンと上がる。深みが増すんです。
地味で決して全面には出ないけれども、アルト、ベースには誇りを持って楽しんで歌っている人が多いように思います。
たまに、ほんとにたまに主線律(メロディ)を歌うことがあると緊張してどぎまぎしたりしてかわいい笑。
音楽は実に奥深い(テナーのシンジーノ)
2024年6月6日
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