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湯治人気 再び!

「最近、宮城県の東鳴子温泉などで湯治が再び人気!」とニュースでやっていました。

湯治というと農家の人たちが閑散期に長期滞在して休養するとか、病気を患った人が療養のために逗留するという宿泊スタイルです。

昔は多くの人が湯治旅をしていたそうですが、高度成長期以降、レジャー型の旅行が中心となり、湯治という旅のスタイルは廃れていきました。

物見遊山型の旅行は観光メインなので、日中は外に出っぱなしで、宿は泊まるのが目的、という感じがありました。

せっかく旅行に来ているのに、ずっと宿にいるなんてもったいない、できるだけ多くの観光地を回りたい、そんな感じでしたね。

一方、湯治のスタイルは、例えば1週間以上じっくり宿に滞在します。

日中は何もせず、お風呂に入るか、部屋でゴロゴロする、そんな過ごし方です。

最近になって、この「何もしない」という状態が、心と体にとても良い影響を及ぼすことが医学的に証明されたそうです。

それだけ現代人がストレスと忙しさに追いまくられているということなのかもしれません。

それでふと思い出したのが、取材で地方に出向いた時に聞いた外国人観光客の旅行スタイルです。

京都府綾部市に行った時のこと。

私が「こんな田舎(失礼!)にまで外国人観光客が来ているんですね。彼らはここでどのように過ごしているのですか?」と尋ねると、地元の人はこう仰いました。

「それが何もしないんですよ。いつだったか北欧から旅行者が来て1週間くらい滞在していったんだけれども、どこも観光しないで一日中庭でハンモックに揺られていましたよ。。。」

なんか湯治スタイルと似ていますよね。

時代によって、社会情勢によって好まれる旅のカタチも変わっていくのでしょう。私たち日本人も。。。

私も1週間くらい湯治宿に滞在して何もしない生活をしてみるかなぁ。。。

だめか、私の仕事はパソコン一つあればどこでもできるから、結局部屋で記事を書いてるんだろうなぁ。。。(泣)。

早めに宿や新幹線を予約して、事前にガイドブックで下調べをして、旅行中は効率よく観光地を回って、SNSで評判のお店で美味しいものを食べて、人気のお土産を見逃さずに買って、写真をいっぱい撮って、帰路に就く。。。

帰宅すると「あ~疲れた、やっぱり家が一番だな~」お決まりの一言です笑。

どんな形にせよ、旅は人のこころを豊かにしてくれますネ。
あ~旅って素晴らしい!(シンジーノ)
2024年5月30日

★このnote投稿の概要は最初の記事「はじめまして」をご覧ください。

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