見出し画像

暗闇

昨年末から立て続けに身内に不幸があって、実家に3度帰省しました。

私の実家は、広島県の北部にある三次(みよし)市という町にあります。
さらに私の家は、その三次の中でも町はずれにあり、家の周りは田んぼと畑という、田舎を絵にかいたような町です。
東京に住み始めてもう30年以上経つのですが、今回、帰省中に改めて感じたことがあります。

それは夜の「暗闇」です。

東京に住んでいると暗闇に遭うことはありません。
必ず視界のどこかに明るい所があります。
田舎では、街灯がない場所も多く、夜が更けると真っ暗になります。
そんな漆黒の世界に包まれた時、動物的感覚から「畏れ」を感じます。これは久しく忘れていた感覚でした。

さて、今回みなさんと共有したかったことは「月あかり」です。
昔の人は、夜になるとろうそくや油で火を灯していました。
それももったいないので、できるだけ使わないようにしていたようです。
暗闇が当たり前に日常に在ったのですね。
そんな時代には、人々は月あかりをとても身近に感じていたんではないでしょうか。私も子供のころ、外を出かけた時、月あかりに照らされた明るい道を歩いた記憶が蘇りました。

人々にとって、今よりももっと「月」の存在が大きかったように思います。
                           2021年4月1日
このつぶやきが少しでもあなたの毎日の参考になればうれしいです。
読んだ感想をぜひお寄せください。
それでは、また!

明日があなたにとって素敵な一日でありますように!
あなたに、ふっと笑顔が浮かぶ、そんな瞬間が訪れますように!
どうか、こころとからだを大切に!

>>旅のブログサイト たびこふれTOPページはこちら

>>たびこふれメルマガ「たびとどけ」もぜひご登録ください。
(毎週木曜日夜8時配信)

>>私シンジーノがたびこふれに書いた記事一覧はこちら


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?