浮草稼業

俳句に興味をもちはじめました。 ドリルと歳時記を傍らに、 習作の記録です。

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最近の記事

桜鱒 友と語らう 春の宵

「友達は、一生に数人いれば十分だ」とは、父の弁。 素のままで、膝を打ちながら 楽しくお酒を一緒できる友が、ひとりいます。 人生いろいろあるけれど、 こういう晩があるおかげで、リセットできる。 削ったり、包んだり、和えたり。チーズの扱いが絶妙。 気の利いた郷土料理を、 ぴたりとハマるワインとともにいただきました。 イタリアにも、南蛮漬けがあるんだなぁ。親近感。 〇サブ案ペコリーノ 友と語らう 春の宵 追記 あまり食事中に写真を撮ったり、アップすることがないのですが、 こ

    • 花過ぎは ぬかるむ足どり おぼつかず

      あっという間に満開。 雨で終わった東京の桜。 新入社員、新生活。 新しもの尽くしの春。 一気呵成!で走り出す季節に、 いつも戸惑ってしまいます。 見上げる桜もよいけれど、 コンクリートの上に降り積もる 花弁たちも風情があって好きです。 #俳句 #習作 #春過ぎ

      • ふるさとは 凍返る夜も 歌とあり

        舞台は、内紛に揺れる1969年の北アイルランド。 目を覆わずにはいられない シーンが多いのでは?と 半ば覚悟して出かけました。 そこには、大人の現実と並行しながら、 子どもの目が捉えた イキイキとした日常、 歌にあふれる街角がありました。 ジュディ・デンチさんの表情と、 ラストシーンのメッセージに、 堰を切ったように涙があふれました。 この音ぐらい。 ふるさとはたったひとつで、 奪っていい故郷などひとつもないと、 心に刻まれました。

        • ケーキにも 勝りかねない 大朝寝

          次の休みには、 あの店でパフェが食べたい。 なのに、休日前の夜更かしは、 どうしてこんなにも楽しいんだろう。 春眠は、ときにおいしいケーキにも勝る。 今週もパフェには間に合いませんでした。 〇サブ案 大朝寝 イートインには 間に合わず

        桜鱒 友と語らう 春の宵

          春嵐 我の往く道 導きて

          これからの生き方を、 考えて、考えて、 行き詰まって外へ飛び出したら、 強い風が吹いていた。 問題は山積みだけど、 譲れないものから 設計図を立てなおしてみよう。

          春嵐 我の往く道 導きて

          春嵐 我の往く道 導きて

          アカシアよ 雫のごとき 頭垂れ 

          ミモザの別名は、<銀葉アカシア>。 花がたくさんつくので、頭部が重そう。 花器に収めようとすると、 重みでぐるぐるまわってしまいます。 切り花となってもなお、意のままにならぬ気高さよ。 5mを超す高木なのだな、と本来の姿を想いました。 〇サブ案 意のままに ならぬ枝ぶり 愛おしく  #俳句 #習作 #ミモザ

          アカシアよ 雫のごとき 頭垂れ 

          独りゆく 我の背中を 押すミモザ

          明日からの重苦しい日々に備えて 活を入れてくれそうなミモザを連れて帰りました。 花言葉は、「感謝」「思いやり」。 ビタミンカラーから強さをイメージしていたけれど、 調べてみたらやさしい言葉が多く。 レモンのような香りが、心地いい。 〇サブ案 レモン色 独り行く我の かたわらに #俳句 #習作 #ミモザ

          独りゆく 我の背中を 押すミモザ