ブロッコリーと就活と戦争【24卒就活】

 野菜が高っけぇねぇ…ブロッコリーに、カブに、大根に、人参は微妙。ジャガいもは新じゃがで安かった。父親と出かけた買い物で、ヒシヒシと値上がりを感じるばかりで。でも、賃上げできないのは、商品が安いままというのもあるだろう。必ずしも、悪いとは言い切れない。

 どうすればいいと思う?と、私の耳に入ってくるのは、面接官からの質問のような類だった。おいおい、休日くらいそんな簡単に答えが出ないこと尋ねるのは違うんじゃァないか?と思ったが、就活をしている手前、こういう時に少し考えてしまう。世界なんて、答えなどないんだから。過程をどのように考えるかが大事だろうから。

 にしても、難しい。強いて言えば戦争だ。ロシアとウクライナの。少し前のニュースになるけど、yahooの2022/6/3の記事には、「エサとなるトウモロコシなどの穀物価格が高騰している上、ロシアとウクライナが輸出していた食肉用の鶏が侵攻の影響でストップ」ともある。戦争が家計に影響を与えるのも、もはや不思議なことじゃない。じゃあ戦争とめるにはどうすればいいですかって、もはや道徳の授業で扱う内容のようじゃないか。「人にやさしくしましょう」で済むはずがない。それならとっくに人類はもう少し平和な気がする。

えええぇぇぇい!!!

 就活忙しいの!こっちはもう!戦争とか知らないし。戦争の有無と就活なら、就活の方が今大事に決まっている。そりゃ、むごく殺されるより、お祈りされるほうが酷くはない。むごくもない。死ぬほどの恐怖なんて、ありゃしない。でも、今自分が直面しているのは、就活という名のマッチングだか、競争だか、蹴落とし合いなんです。こっちも蹴落としあって、企業に認められるか否かの瀬戸際で、精神すり減らしながら過ごしてる。死ぬ恐怖じゃない。けど、それは私の感じている終わりのない不安を相対化して、「大したことないよね」と打ち捨てる理由にはなりえないから。私がそうしないから。

 にしても世界はカオスである。「どっかで悪者が死んだらしい。でもたくさん命が救われたらしい」ような、私の想像の及ばない状況がこの同じ星の上で起こっている。そして、就活を終えた人は一安心し、終えていない人は一抹の不安を抱え、そもそも面倒くさいと始めていない人もいる。色々いる。その格差が不思議である。自分の大切な人が殺される恐怖も知らぬまま(何が悪い?)、今日も明日も私はのほほんと(必死に)就職活動をするんだ。

 考えるのが、鬱陶しい。どれもこれも。今はそういうモードだ。レイジーモード。ほんと、生きてるだけでいいよ。生きてることを褒めてくれ。「ご期待に沿えず申し訳ございません。」の前に、「就活大変ですよね」って言ってくれ。添えてくれよ。

 あぁーあ、今日も書いた書いた。まぁ、頑張りますか。

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