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【イベントレポート】「産地でのフードロスについて学ぶツアー」第1回 フードロス、産地では何が起きている?

2018年1月13~14日、青森県蟹田で、未利用魚を扱う漁師・高森優さんから「産地でのフードロス」について学ぶツアーが開催されました。主催者は、食べタイ読者のももさん。ツアーの様子を、全3回のレポートで寄稿いただきました。

◆ フードロス、産地では何が起きている?【Report1】
船に上がる「カネにならない命」【Report2】
大人の食育」華やかな食材の裏側見学【Report3】

【よそ者若者 in 青森・蟹田 ~都市と漁業の共通点を見る~】


土曜日の朝、青森に到着。
漁師の高森さんとは近藤さんを介して出会って、「産地でのフードロスの現場に興味があります。ぜひ見せて下さい!」という会話から、1年越しに実現したのが今回のイベント。

<目的>

1.  未利用・低利用魚という値段の付きにくい魚たちの発生する背景を学ぶ

2. よそ者 わか者 視点で見る食の背景。消費者が生産の現場を体験することで何が見えるのか?感じるのか?

3. 人口増加、食料自給率確保という課題に、1人1人がロスとなる食材に気づき疑問を持つきっかけを作る

青森・蟹田入りした当日は、参加者で蟹田の手付かずの自然に触れたり、

高森さんが朝水揚げしたまだ生きてる魚をみんなで料理した!

生きてる魚を捌くことが初体験

「ごめんね。」「痛いって言ってるよ~」と言いながら、暴れる魚のエラを取り捌いていく。産地で食べる新鮮な魚をふんだんに使った料理をつまみに座談会を開始。

面白かったのは参加者全員が“異業種”だったこと。ある意味、意図せぬ形で異業種交流会 を蟹田で開催した形になった。笑

その中でも特に興味深かったのは、高森さんが発信している漁業の現状や取り巻く環境について、参加者が自分の会社の状況と照らし合わせる発言をしていたり、各業種である程度経験を積んでいる方が多かったので、その視点から漁業に生かせそうなことを積極的に話している姿勢だった。

普段食業界や生産の現場に接していない消費者の人達だからこそ、ある意味、擁護的意見ではなく、お互いの仕事の内容の違いや苦労を認めた上での対話の形だったのではと思う。

# 伝えることの大切さ
# 高森さんの場合は上司が人ではなく自然
都市で生活する人は都市特有の仕事の大変さがあるし、生産業に携わる人もまた別の大変さがある。取り巻く具体的な事象は異なるかもしれないけれど、ある意味イーブンな状態で話せた貴重な機会になったと思う。

(2017.1.18)

※この記事は2018年02月に作成されたものです


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