マタギの頭の中の“図面”【無線のない時代にマタギはどうやってクマをとったか】
連載シリーズ「無線のない時代にマタギはどうやってクマをとったか」(全4話)いまはマタギもスマホを使う時代だ。しかし、山中ではスマホは使えないので、「無線機」を使う。だが、かつて「無線のない時代」もあった。そのころ、東北のマタギたちはどのように山を歩き回り、集団で意思疎通してクマを捕らえていたのだろうか。マタギ界のオピニオンリーダーに聞く。(編集部 森山)
語り手:斎藤重美(さいとうしげみ)さん
山形県小国町猟友会の副会長。
10代でマタギになり、現在まで約100頭のクマを仕