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第4回 口腔機能探求部

こんにちは奥住啓祐です。

第2回と第3回でセルフケアとしてのオーラルハンドリングを実技を行いながら共有してきました。

実際の対面での臨床ではこれまでお伝えしてきた内容を応用しながら進めていくのですが、オンライン上で指導していくときは第1回~第3回までにお伝えしてきたセルフケアの内容は僕自身多く活用しています。

第1回でお伝えした「うがい」や第3回の補講で行った「オーラルハンドリング」はとても簡単な方法なので、効果判定のポイントと合わせてセルフケアとしてお伝えします。


みなさんの声

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毎回の研修が終わった後には「自分がこんなに代償しながら舌を動かしているとは思わなかった」「ここまで口腔を丁寧に観察したのは初めてで臨床での観察も変わりました」といった感想や、

「職場の後輩と練習したら舌の動きの変化に驚かれた」などいろんな嬉しい感想を頂きました。皆さんの気付きや臨床における変化はとても嬉しいです。

口腔機能探求部では「セルフケア」というテーマで進めていますので、実際に患者さんに対しての応用という面ではまだまだ悩んでいる方もいるかと思います。


オンラインセッション ~職場の同僚の評価~

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また「職場の同僚(PTさん)で食べること、話すことに関して困っている人の評価をしたいので、オンラインで一緒に参加してくれませんか」という要望を、口腔機能探求部の参加者から頂きまして、実際にそういった取り組みも先日何度か行いました。

こういった取り組みも通して、皆さんの職場における多職種でのより良い連携へと繋がると嬉しいです。


個別のご要望については①LT大会の発表者、②口腔機能探求部において積極的にディスカッションに参加して頂いている方を優先して、こちらが対応できる範囲で応えていきます。

特にLT大会の発表者にはこの他にも特典を用意していく予定です。

基本的にはLT大会発表者を優先しますが、口腔機能探求部に全く参加されていない方は、実際にオンラインセッションを行うなかでの評価や変化についていけない可能性が高いので、①と②両方の条件を満たしている方を優先します。

また上記条件①②を満たした上で、1)信頼関係ができ、クライアントの個人情報を守れ、2)見学ではなく一緒に口腔機能などの評価、指導ができる方で、3)オンラインで私がサポートしている方の同意が頂けた場合、オンラインでの評価・指導の場に同席して頂くことも検討します。

ちょうど先週末のオンラインセッションでは歌を勉強されている方のサポートを行いましたが、声の変化がとても良く分かり、一緒に参加していたSTさんとも気付きを共有できました。

当然ですがオンラインでは直接は触ることができないので、ヒアリング、そしてセルフケアを通しての即時変化も見ながら効果的なケア方法を提案していきます。

以下のように簡単に学習の流れをまとめましたが、どのSTEPも受け身の学習では前に進めません。能動的な行動が次のSTEPへ進むために求められます。

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*オンラインでの症例検討会がスタートしたら、また上記条件における優先順位は変わる可能性があります。また、どのSTEPまで目指すかはもちろん皆さんの自由です。


第4回 口腔機能探求部のテーマ

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日 時:11月28日(土)21:00~

場 所:zoom、YouTubeライブ

対 象:STマガジン購読者


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このようなテーマの中から毎月お話している口腔機能探求部。

11月は口腔機能の発達と加齢に伴う変化とアセスメントをテーマにお話します。

これまでもお話してきました「健常者における口腔機能のバラツキ」というテーマを中心に、赤ちゃんから高齢者において、どの様なエピソードによって機能のバラツキが生じていくかのか一緒に考えていきましょう。

今回は乳幼児のオーラルハンドリングで大事にしているポイント等にもふれたいと思います。


第3回口腔機能探求部への参加用URL


これ以降は当日20:00以降は購読者のみ閲覧できる状態となります。

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録画視聴期間終了

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用意するもの

・自分の口腔内を観察できるもの(鏡・スマホのインカメ)

・自分の口腔内にさわりますので手をふくもの。

・飲み物(なんでもいいです)

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国内外11人の言語聴覚士を中心に執筆。このmagazineを購読すると、言語聴覚士の専門領域(嚥下、失語、小児、聴覚、吃音など)に関する記事や、言語聴覚士の関連学会に関する記事を読むことができます。皆さんからの体験談など、様々な記事も集めて、養成校で学生に読んでもらえるような本にすることが目標の一つです。

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