見出し画像

#01 かぼちゃを知ろう

このチャプターでは、かぼちゃを扱う上で知っておきたい基礎知識と、おすすめの食べ方を紹介します。

👩‍🌾 かぼちゃってどんな食材?

📅 旬

かぼちゃは輸入品も含めて通年で売られていますが、7〜8月の夏頃に収穫をして、2〜3ヶ月ほど寝かせた9〜12月の秋冬になってからのかぼちゃが、美味しい時期とされています。

✨ 特長

種類によって食感や味わいが違うので、使い分けをする場合もあります。ホクホク食感を活かした料理や、しっとり食感を活かした煮物、そのほかにもなめらかに潰してポタージュにしたり、かぼちゃ独特の特徴を活かした料理が多いです。
料理だけでなく、かぼちゃ特有の甘みを活かしてスイーツにも使われる、人気の食材です。

🎃 種類

かぼちゃは主に3つの種類に分けられます。

  • 【西洋かぼちゃ】
    日本で主に食べられているかぼちゃ。甘みが強く、ホクホクした食感が特徴で人気の理由。

  • 【東洋かぼちゃ】
    水分が多く、粘りのある食感で、西洋かぼちゃに比べると甘みは控えめ。日本かぼちゃとも呼ばれて昔は主流だったが、最近は西洋かぼちゃが人気のためあまり見かけなくなっている。

  • 【ペポかぼちゃ】
    比較的淡白な味わいで、そうめんかぼちゃやズッキーニもこの部類。

🛒 選び方

皮にツヤがあって硬く、軸の切り口が太くてコルクのように乾燥していて、ずっしりと重みがあるものを選びましょう。皮が一部黄色やオレンジ色になっているところは日焼けをしていない箇所で、果肉と同じ色なので、そこが濃いオレンジ色であれば、果肉も同じ色なので完熟しています。

カットされているかぼちゃの場合は、果肉が色鮮やかなオレンジ色で、肉厚で、種がしっかりと膨らんでつまっているものを選ぶようにしましょう。

😋 かぼちゃのおいしい食べ方

【あえる】 かぼちゃのフレンチサラダ

フレンチドレッシングであえたさっぱりしたかぼちゃサラダです。マヨネーズ味とはまた違った美味しさでおすすめです。

【焼く】 かぼちゃのカレーソテー

ホクホク食感のかぼちゃのソテーです。カレー粉のスパイシーさや粉チーズのマイルドな味わいが、かぼちゃの甘味によく合います。

【炒める】 かぼちゃと豚肉のピリ辛炒め

甘みのあるかぼちゃをあえてピリ辛味に仕上げた炒めものです。にんにくと豆板醤の香りと辛味がよく合います。

【煮る】 かぼちゃと鶏肉のみそ煮

かぼちゃと鶏肉でボリュームのある煮物です。みそ汁の具としても定番のかぼちゃなので、みそ煮もやさしい味わいになりおすすめです。

【揚げる】 かぼちゃコロッケ

かぼちゃは潰してしっとりとした食感を活かしたコロッケもおすすめです。甘いかぼちゃにベーコンの旨味が加わった衣がサクサク、中はしっとりののコロッケです。

【煮る】 かぼちゃのポタージュ

かぼちゃは柔らかく煮るとなめらかに潰せる食材なので、ポタージュにするのも定番です。バターのコクとかぼちゃの甘味が美味しいポタージュをつくってみましょう。

👉 次のチャプターへ進む