見出し画像

じゃがいものヴィシソワーズ

きょうは夏にうれしい「コンロを使わない冷製スープ」です。

ポタージュって何度も加熱するとダマができたり、
時間がたつと味がぼけてきたり、
冷蔵庫で場所を取ったり、

結構手間がかかるし、めんどくさい。



でも偏食っ子の栄養面としては、

圧覚・温冷感覚・触覚に困難をもつお子さんがにとって、
噛まなくていい・丸のみできる・適温時に一気に食べられる…など、
心強い存在ですよね。


今日はそんなポタージュを気軽に作れるポイントをご紹介。

冷たいものはもちろん、
冬の温かいスープにも転用できるので、

ぜひご自分のマガジンにいれたり、
レシピをスクショして、
1年通してお使いくださいね。



基本使用食品群

・乳製品(牛乳)
・油脂類(バター)
・いも類(じゃがいも)
・淡色野菜(玉ねぎ)

レシピ

 約8杯分(150cc)/調理時間15min(冷却時間を除く)

・玉ねぎ 1玉 (約200g)
・じゃがいも 2玉 (約400g)
・水 300cc+適量
・牛乳 300cc (1.5カップ)
・塩 小さじ2/3 (4g)
・バター 大さじ2 (約20g)


①玉ねぎ・じゃがいもをざく切り(2㎝角程度)にする
②具材を炊飯器にいれる
③具材がかぶるくらい(8割くらい)に水をいれる
 (お風呂で肩までつかるイメージ)
④炊飯スイッチを押す
⑤加熱が終わったらバター・塩を加える
⑥ハンドブレンダーでペースト状にする
 (ミキサーしかない場合は⑤が十分冷めてからミキサーにかける)
⑦※冷蔵庫で冷やす
⑧食べる直前に牛乳を加え混ぜ、盛り付ける。



ポイント

□玉ねぎに対して他の具材はだいたい2倍量にする
□水の量は迷ったら少なめでok
  (増やすのは簡単なので焦げない程度であれば問題ない)
□牛乳とペーストは1:1からお好みで1:2で調整
□作りおきの場合は※⑦の工程で止めておく
 (冷凍してもOK)


温冷感覚敏感の子は、温度を本人に選ばせる。
触覚・圧覚敏感の子は、牛乳で薄める工程をやらせる。

などして、

食べやすい形態をお子さんと一緒に探していきましょう。



アレンジ

人参・ブロッコリー・カリフラワー・さつまいも・かぼちゃなど…
なんにでもアレンジ可。
季節の野菜でお安く仕上げられるのもうれしいですね!

牛乳が苦手な子は、生クリーム・コンソメ・水を混ぜて牛乳と同じ分量にして下さい。


ほかにも…
・アマニオイルを仕上げにかけてオメガ3チャージ
 (冷製スープの場合のみ可)
・ベーコンやツナ、得意な食材などタンパク質もプラスして
・水を鶏ガラスープに置き換え+ごま油で中華風
・オートミールを加えてビタミンB食物繊維チャージ

などなど、プラスしたい栄養にあわせて食材を組み合わせれば無限です!


朝のうちに⑦まで仕込んでおくと、夕方の忙しい時間帯がとっても楽になります。

ぜひ長い長い夏休みにお試しくださいね。


おうち栄養教室の運営に利用させていただきます! 日本のおうちが元気になるため頑張ります、よろしくお願いします!