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神楽坂のカレー

神楽坂の印象は、坂道、路地、石畳などという印象とともに和食という回答を得ることが多いような気がする。これは花街の印象が強いのだろうけど、言うほど和食の店は多くない。フランス料理が多いと言われることもあるけど、中華料理も多いと思う。神楽坂で注目の中華料理店は別の機会にまとめるとして、カレーについて整理しておきたい。

神楽坂には珠玉のカレーが食べられる店がある。



想いの木

神楽坂上の交差点を東西線の神楽坂駅方面へ歩いていくと、カレーの匂いが漂ってくる。匂いはするけど、お店が見当たらない。想いの木は、通りには二階へ上がる階段くらいしか店を認めることができない。うっかりしていると通り過ぎるようなお店だと思う。

ダイニングはこじんまりとしていて、通りに面する窓がある壁は厨房になっていて、そうしたことから人工光のみの店内、やや暗めに感じるが、温かな照明に照らされている。

マトンのカレーとほうれん草のカレー、ほうれん草カレーに見える卵は、奥久慈卵だという。辛さを指定することもできる。

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スパイスカレー つぼみのかおり

こちらは間借りカレーのお店。

神楽坂通から本多横丁に入り、軽子坂へ抜ける手前の左手側で営業している。間借りなので、営業時間がシビアなのでしょう、早めの訪問がいいと思う。ちなみに営業時間は2時間のみ。

和総菜のような盛り付けのミールス風、混ぜ方の好みを見つけるのが楽しいと思う。

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Asian Kitchen Sapana

ポルタ神楽坂の2階にあるお店、飯田橋駅を挟んだ反対側にもお店がある。インド料理とタイ料理を扱っており、どちらも楽しめる。最近、こうした各国のカレーをひとつのお店で楽しめる店が多くなってきたように思う。

マッサマンカレーとグリーンカレーの2種盛り、このカレーにナンを合わせることもできるけど、やはりタイのカレーはライスで食べたい。逆の見方をすれば、タイカレーにナンを合わせるというアクロバティックな楽しみ方もできるということ。

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アロマズ オブ インディア 2.0

名前から敬遠していた。ランチのメニューを確認してみたら、ドーサがある。

なんと!?

ドーサをランチで食べられるお店は増えてきたけれど、神楽坂には無かったと思う。

ラッサムとサンバル、ワダまでついたマサラドーサを注文してみた。パリパリのドーサは、ほんのりと温かかった。

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ポルタ神楽坂からカレーのお店が2店、1階には老舗のトレドもある。


Rojiura Curry SAMURAI.神楽坂店

神楽坂以外にもお店があるし、神楽坂店は少しアクセスの悪いところにある。牛込神楽坂を下りて、大久保通を西に向かい、牛込北町の交差点を右に折れた左手側にある。お昼時は行列のできる人気店、店内の雰囲気は想いの木と共通するものがあると思う。

ここでは野菜をふんだんに使ったスープカレーを食べたい。チキンカレーと言っても、チキンはパリパリか、しっとりか等のカスタマイズができる。こうしたカスタマイズは、常連化のための常道だと思う。

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地図



元記事


おまけ

神楽坂には、この他にも魅力的なカレーの店が沢山ある。

残念ながら神楽坂から移転したボナッや、閉店してしまったインドールの名物店、間借りカレーとして営業していたザ・ライオン・ロックは間借り先が閉店したために、営業状態が不明になっている。

そうした寂しい話ばかりでなく、老舗中華料理店の龍公亭や、老舗町中華の五芳斉もカレーを出す。そして、バーナオライのカレーがまたいい。最近は二毛作店として屋号を変えて営業しているみたい。ちなみにヘッダー画像のカレーは、ナオライのカレー。


ボナッは、本郷に移転したみたい。

インドール、もう閉店してしまった。

ザ・ライオン・ロックの営業情報をご存知の方は、是非教えてください。

龍公亭
※このブログでは、カレーは食べてない。

五芳斉は、ランチにミニカレーをセットにすることができる。カレー単品もあり。

ナオライ、ガンデンという屋号で営業している。いつ頃から屋号が分かれたかは分からない。夜のバー営業中もカレーが食べられる。


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