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スポーツは修行にあらず①

今回は面白かった新聞の記事を紹介します。

スポーツは修行にあらず
スポーツは修行にあらず まず苦労「日本あるある」: 日本経済新聞
前回紹介したアルペンスキーの皆川賢太郎さん(43)、競泳の松田丈志さん(36)との苗場での語り合いで、盛り上がった話題の一つに「子どもたちへのスポーツの指導法」がありました。発端は松田さんの太ももの尋常ではない太さでした。
リンク
r.nikkei.com

ここでは、子どもの水泳についての内容が記載されています。私も、水泳を4歳から8年間習っていましたが、最初みんな力強くバタ足をするところからはじめました。しかし、クロールでのキックは大した推進力は無いというものです。

そこで筆者が「それなら、なぜ最初にバタ足ばっかりで苦しい思いをさせるのですか。水泳嫌いになっちゃうじゃないですか」と、競泳メダリストの松田丈志さんに尋ねたところ、

「そこは僕も分からない。まず苦労して、そこから這い上がってこいよ、っていう日本あるあるじゃないですか?」

と答えられていました。

そして、アメリカでは背泳ぎから入り、顔に水をつけないで水に慣れさせること、そこから浮く感覚を身につけて楽しく泳がせるそうです。



確かに水泳の4泳法において、平泳ぎ以外のクロール・背泳ぎ・バタフライは下半身の動きよりも上半身の動きによる推進力の方が大きいです。

私も水泳の家庭教師を行っていますが、最初に教える時には、仰向けになって出来るだけ長く浮く練習や腕の力で前に進む練習、潜水するために身体を動かしたり、水中で横に一回転したりなど、バタ足よりも水の中での動きに慣れたり、子ども自身に水中での動きを試してもらう時間を多くとっています。

また、スクールに通ったことのある子だと、うつ伏せで泳ぐ時に、床を見るような、ビート板を持つ腕の下に頭を入れて泳ぐように教えられている子どもが多いです。これだと進行方向をを見て泳げないため、人とぶつかる危険性が高いです。

この辺りの事は、私がスイミングスクールに通っていた時と変わっていないですね。もっと直接的に泳げるようになる動きを教えてあげた方が子どもにとっても良いだろうに…ショボーン



次回も、この「日本あるある」についてもう少しお話しようと思います。



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