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子供が公園に落ちているおもちゃの残骸を拾おうとしたので注意したら。

第二子育休中。妊娠・出産のこと、働くママのこと、家族のことなどを書いています。

やっと涼しくなってきたので子供達を連れて公園に行ったときに思ったことを。


伸び伸びの芝生の公園で

次男が生まれる前までは、長男と私と2人で週末はよく公園に出かけていました。
夫は土日がほとんど仕事なので、私が車を運転して割と遠くの公園にもよく出かけました。
公園の滞在は1時間程度のこともあれば、簡単なお昼ご飯を作ったり買ったりして持って行ったりすることも。

今年の4月に次男を出産してからしばらくは私も養生しており、また出歩けるようになってからはとんでもない猛暑が続いていたので、公園にはなかなか行けず。かなり久しぶりに車を出して遠くの公園まで行きました。


行き先は、簡単なアスレチックや長いローラー滑り台、ターザンロープがあり、デイキャンプやBBQもできる、めちゃくちゃ広大というわけではないけれど、とっても自然豊かな公園です。

その公園では芝生の上でボール遊びもできるのですが、芝生は伸びきっていてめちゃくちゃ歩きづらい…
でも、そんな長男の肩くらいまで伸びている芝生をかき分けて進むと、トンボや蝶、てんとう虫など色々な生き物が羽を休めているのも見られて、普段なかなか触れ合わない自然にちょっと嬉しくなったりしました。

ターザンロープの下に落ちていた何か

芝生をかき分け進んだ先は、ターザンロープ。
彼のお気に入りの遊具の1つです。

2人ほど前に遊んでいるお友達がいたので、並んで順番を待ちます。
するとターザンロープの乗り場の足元に、プラスチックでできた細長くてピンク色の何かが落ちているのを彼は発見しました。

プロペラを手動で飛ばして遊ぶようなおもちゃの一部分のようにも見えるし、シャボン玉の一部のようにも見える。もしかしたら飲み物のストローのようなものかも。

彼が徐にそのプラスチックの何かを手に取ろうとしたので、咄嗟に私は「触っちゃダメ!」と注意しました。
ぱっと見危なそうではないけれど得体が知れないし、ものすごく汚いかもしれない。小さい子を持つ親ならきっとそう言うんじゃないでしょうか。

すると彼の口からは
「こんなところにおもちゃをすてたらダメだねえ」
の一言が出てきました。

「おみせの人に、すてるばしょをきいてみようか」

彼の口からは続けて、
「おみせの人に、すてるばしょをきいてみようか」
との言葉が。

「おみせの人」はたぶん「公園の職員の人」だと思います。

彼は、
壊れたおもちゃをポイ捨てしちゃいけないこと
落ちていたら拾った方がいいこと
を理解して行動しようとしていたらしいのです。


ハッとしました。


落ちているものって何がついているか分からないし汚いかもしれないので極力触ってほしくない。
でも、このゴミをこのまま放置するよりも、彼に「きちんと捨てる」ためのアクションを起こしてもらった方が、環境的にはずっといいじゃん。

でもやっぱり直接は触ってほしくないので、軍手とかトングが必要。
ただ今日はそんなもの持ってないし…

頭ごなしに否定してしまった彼にもきちんとフォローをしなくちゃ。

次回からは、気づいたら自分でゴミを拾うなり、誰かに拾ってもらうなりのアクションをできるように準備しておかなくちゃな。


こんなふうに考えました。

そのためにできること

  • 気づいたらゴミを拾えるように、ゴミ袋や軍手をマザーズバックに入れておく(流石にトングは持ち歩けないな…車に積んでおけばいいのか?)

  • ゴミ拾いをするときの注意点を一緒に調べておく(素手では触らない、拾った後にどうすればいいのか)


実は来週、学生さんと一緒にゴミ拾いをしながら、プラスチックゴミ問題について考えるというスタディツアーに参加します。
このスタディツアーは、私は企画運営側でもあり、このツアーに参加した生徒たちに色々とアドバイスをしたりしたこともある立場です。

普段の仕事では、息子よりも少し年上の中学生高校生たちに、ゴミ拾いというアクションからその先に広がっているプラスチックゴミ問題について考えてもらっているところです。
でも、自分の子供には全然できていないどころか最初のゴミ拾いのアクションすら頭ごなしに否定してしまっていたんだなと実感しました。

興味を持ったことをできるだけやらせるための準備をする
リスクや気をつけることをなるべく知っておく
きっかけを掴んだら、なるべくそこから広げてあげる

こんな親になりたいなと思いつつ、日々精進であります。

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