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わたしもやってたよ、バレーボール。

第二子育休→2024年2月に復帰しました🙌
妊娠・出産のこと、働くママのこと、家族のことなどを書いています。

今回はちょっと普段の投稿から外れて、ワーママライフを支えてくれる大好きな漫画(アニメ)「ハイキュー‼︎」ついて。
(こういう画像、中学の時待ち受けにしたりカバンに挟んだりしたよねえ・・・)

「ハイキュー‼︎」知ってますか?

この、 #今こそ読みたい神マンガ のハッシュタグを見て、「これはハイキューのことを投稿せねば!!!」と思い立ったわたしですが、さて #今こそ読みたい神マンガ をちょっと見てみると、まあハイキューについて書いている記事の多いことよ……

元々は少年ジャンプで連載されていた、高校男子バレーボール部をテーマにした作品です。アニメ化され、2.5次元の舞台化もされ、小説も出て、と順調にメディアミックスで認知度を上げてゆき、今はちょうど映画も上映中です。(わたしは2週連続で2回観に行きました。そろそろもう1回観たい。)

しかも、少年マンガにも関わらず、女性ファンが6割とか。
BL需要がその要因とも取れますが、あくまで作る側はそれをいやらしく狙ってる感じもしなくて、本当に爽やかな青春マンガなのです。

今や国民的マンガなんでしょうが、わたしも語らずにはいられない!ということで筆を取りました。

好きなところ①リアルさを追求しているからこそ、エモさが異常

ハイキューの好きなところは、なんといっても高校バレーにおけるリアリティです。
タイトルにも書きましたが、わたしは小6でバレーをはじめ、中高バレーボール部でした。
だから例えば、「ナイサーいっぽーん!」の掛け声とか「いっけーいけいけいけいけせいじょう!」とか「ゴーゴーレッツゴーレッツゴーだてこー!」とかの応援がもう懐かしすぎるのよ…!!!
絶対どの地方でも、「あ、この応援は〇〇高校だ!」「これは××高校だ!」と自分の地域に当てはめて想起できるのです…
靴の裏を手汗で湿らせて滑らなくする動作とか、Energenのボトルとか、もう涙が出てくるくらい懐かしい…一瞬でわたしを高校生に戻してくれます。

そんでバレーやってた人、ぜひ今上映中のゴミ捨て場の決戦ぜひ見てほしい…最後の描写のリアリティがマンガ超えて異常なの…ほんと見て………

好きなところ②嫌なキャラがいない

これは結構多くの人が言う魅力だと思うんですが、ハイキューには「悪役」がいないのです。(現代っぽい。)

第一印象で「ん?」と思うキャラはいるけど、それにはちゃんと明確な理由や目的があって、その裏側まで全部晒してくれるから、みんな憎めない。

例えば、戸美学園の大将くん。

「下手な奴を狙え!」とか言っちゃったり、主審にあからさまに媚び売ったり、戸美はチームとして姑息な手を使って勝ちに行くと言うのが戦術のよう。相手選手を煽るのも上手い。
でも、
「勝ちたいって言うなら、どうして手を尽くさないんだろう」
と、あくまで相手を貶めたいのではなく、自分たちが勝つために、主審を味方につけて、自分たちの流れを作るという手段を選択しているに過ぎない。

多分高校生の時だったらあんまり理解できなかったと思う。
でも大人になってみて、外堀を埋めることの大事さとかも徐々に実感している中で聞いたこの言葉は、スッと腑に落ちたりしました。

バレー頑張り過ぎて彼女に振られちゃったけど、本気で頑張ってる姿を見直してヨリ戻せて、なんなら彼女と一緒に春高観に行っちゃってるのもかわいいよね。

好きなところ③どんな形の「バレーが好き」でも肯定してくれる

わたしの好きなキャラのひとりが道宮結ちゃん。
もう全てのキャラに共感ポイントがあるのですが、道宮ちゃん(そして池尻くん)のおかげでわたしも胸張って「ハイキューが好き!」と言えるようになったといえよう。
道宮ちゃんは、主人公が所属する男子バレー部がある烏野高校の、女子バレー部キャプテンです。女子バレー部はメキメキと実力をつける男子バレー部の隣で、最後のインハイ直前になっても朝練に人が集まらなかったりと、いわゆる「弱小」。
最後のインハイ予選では、結局1回戦で負けてしまいます。

そんな彼女と、同じく男子バレーの方で1回戦で烏野高校と当たって負けてしまった常波高校の池尻くん2人の言葉に、わたしはめちゃくちゃ救われました。

もう少し、ちゃんと練習してたら… とか
あの時もう少しだけ、足が前に出ていたら… とか
上記のセリフの前では、悔やんでもどうしようもない過去のことをめちゃくちゃ後悔してるの。
普通こういう後悔って、例えばこういう後悔からめちゃくちゃ努力するようになった主人公が次の試合で勝てました〜みたいな感じで、次に報われる場面が来る場合とかの伏線としてしか描かれないじゃないですか?
でも、後悔する気持ちも全部肯定して、それでもバレーが好きって気持ちを表現していいんだよって言ってくれたのがこのコマだと思っています。

女子バレー部キャプテンという境遇もそうだし、自分に自信がないから周りに強く言えなかったり、そういうところも含めて全部共感できるのが道宮ちゃんです。

わたしもやってたよ、バレーボール。

先に書いた通り、わたしもバレーボールは部活としてそれなりに本気でやってたけど、結果は地区予選のよくて2回戦突破。
決して強いチームでもなく、わたし自身も身長大きいわけでもなく、中学生の時に市の選抜の2軍にちょこっと選ばれたくらいで特別上手いわけでもない。
高校でバレーはやめて、ちょこちょこ日本代表の試合見たりしていたけどそんな積極的に追ってるわけでもない。
ほんと、それなりにしかやってなかったけど、だからこそ色んなキャラに共感できるし、勇気をもらえる。

なんだかメインじゃないキャラばっかり紹介しちゃいましたが、何度も繰り返し読みたくなるのがこのハイキューなのです。映画も同じものを2回観に行ったのは人生で初めてだし。

ちゃんと続きが映像化されるように、3回目の映画も観に行きたいと思います🏐

#今こそ読みたい神マンガ

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