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🥂 はじめの印象。から変えてくれたのは

第一印象って、対人間の場合、結局その印象が続いたりします。
でも、その感覚は間違ってもないなって思ったりもしている、超感覚的人間な私ですが。

ワインでも、その造り手を最初に飲んだときの印象って結構大事で、記憶に強く残りやすいと思います。
この場合、良かったときの方が思い出に残りやすい。逆に、そこまでだったものは次から手を出すことが無くなって、少しずつ記憶から消えていって終わっていったりします。

とはいえ、ブルゴーニュの場合、造り方のトレンド、畑の場所、ヴィンテージなどで、はじめの印象からどんどん変わっていくんですよね。大抵良い方向に。
はじめに飲んだものが、ちょっと若すぎただけだったり、たまたま閉じていただけだったりなんですよね。
1本飲んで決めつけるなんて短絡的で、やってはいけないことだなぁと思います。

バンジャマン・ルルーを最初に飲んだのはいつだったか。おそらくヴォルネイだったのだけれど、そのときの印象は「濃いなぁ、強いなぁ」。私の好きなタイプではなくて、インスタに投稿もしていないし、その後しばらくセレクトしていませんでした。
いやいや、ごめんなさい。
出会うたび飲むたび好きになる。
変えてくれたのは、私以上にワインのことを知っていて、愛している人たちのおかげ。

今では誕生日ワインとしてプレゼントもしたり。こちらはルルーらしく、深くしなやかで、余韻は伸びやか。良い夜でした。

大好きな親友が持ってきてくれたバタール。国王みたいなワインだった(どゆこと)

やっぱルルーめっちゃいい!!って思わせてくれたのが、一番最近に飲んだこの2本。
2021年のルルーは、ときめくよ。ヴォーヌロマネは、今までルルーに感じたことのない色気。私にとってルルーの印象は、質実剛健✕最近はモダン。だけど、ヴォーヌロマネは、その畑らしいむわんむわんな色気と、余裕のある雰囲気がしました。
ジュヴレも良かったけれど、ヴォーヌロマネが神さま降臨状態だったのでまさかのメモもしていなかった・・・汗。
これも、尊敬するワインの方から。いつも気がつけば夜明けになってるくらい楽しい時間、ありがとうございます。


ワインと向き合っていると自分の無知さを知る日々。謙虚に向き合い続けるのみです。

ちなみに、同じようにデュジャックも2018,2019年ごろに3回うーんなものを飲んだせいで最初の印象は好きではなくて。今思えば、それもごめんなさい(笑)。今では大好きです。それも沢山のシーンで、素敵な人たちとデュジャックを共有したから。

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