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発売間近!『仕事文脈vol.22』内容紹介#1 特集1「NO!論破!」

 『仕事文脈vol.22』、発売間近です!全国の書店で5月27日発売予定、さらに5月21日の文学フリマ東京36にて先行販売いたします。今回もイラストレーターmakomoさんによる表紙が可愛いです。見かけたらぜひお手に取ってみてくださいね!

 発売にさきがけて、内容をちょっぴりご紹介していきます。まずは特集1「NO!論破!」です。

特集1:NO!論破!

論破でなにか変わる?
冷笑のあとなにが残る?
都合のいいことしか見たくなくなっている
社会に、仕事に、生活に、複雑さを取り戻すため考えるいろいろ

わたしのミクロな平和活動 碇雪恵

ZINE『35歳からの反抗期入門』が話題のライター・碇雪恵さん。ZINEを作るに至った経緯を振り返りながら、ZINEは論破カルチャーにどう対抗できるのか考えていきます。思考しながら実践し続ける大切さを実感する寄稿です。

ひろゆきとブルシット的虚無 杉田俊介

ひろゆきの「論破」は誰に求められているのか? ルールの裏をかく姿勢を「合理的」と支持する姿勢に対抗できる新たな「合理性」はあるのか? 男性問題と向き合い続けてきた批評家・杉田俊介さんによる論考です。

つながりと感情が武器化される時代に「論破」「冷笑」憎悪から距離を取る 礪波亜希

「つながり」は強みであると同時に、容易に武器化されてしまう脆弱性を持っている。論破や冷笑の広がりをネット空間とのかかわりから考える、礪波亜希さんの論考。小田急線刺傷事件、安倍首相銃撃事件など近年のできごとにも幅広く触れており、読み応えがあります。

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