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相談内容のまとめ方-人物を中心にしたメモ取り術。チャット占いにも使えます。

■はじめに

相談者の悩みや交遊関係、彼氏様の情報などを一目見て頭に叩き込める
占い師はそうそういません。プロではない副業占い師、それも初心者であればかなりむずかしい。立体的に見ることはかなり難しいでしょう。そこでお勧めするのがメモをとること。一般的な解決方法ですね。ありきたりに思うかもしれませんがこれが非常に大切。電話占い・テキスト占いでも仕えます。メモは自分なりにとれば問題ないでしょう。

ちなみ私は不倫・浮気の相談員をしていたときの方法を今でも使っています。実際に経験を積めば自分に最適な方法はきっと見つかるはず。
でも、最初のうちはどうすればよいのか迷う方もいるでしょう。
そこで今回は私のメモのとりかたをすこし教えます。参考にしていただけますと幸いです。

呼称の統一と確認

メモを作っていく前に、しておきたいことがあります。それが各人物の呼称です。呼称を統一していないとヒアリング段階で齟齬が生じるためです。
鑑定結果にも影響を及ぼすので必ずお互いに確認しておきたい点です。

相談者が伏字をつかわず「元カレの鈴木さん」「今カレの中田さん」など、
本名や仮名を使っている場合はそのまま利用しましょう。
ただ、伏字を使う相談者もいます。伏字であっても分かりやすければ問題はありません。しかし、分かりづらい伏字を使う相談者は珍しくないのですね。たとえば説明する人物にアルファベットをあてはめるケースです。

(例)Aさん・Bさん・Cさん・Dさん

なんの問題があるの? とおもれるでしょう。しかし、これだけだと性別が分かりません。メモをとっていないとまず混乱します。では解決方法あるのかというと、もちろんございます。簡単です。男性には「男」を付け、女性には「子」を付ければいいのです。
付ければ、といっても占い師側が勝手にものごとを進めてはいけませんよね。当然、こちらから提案することになります。

(例)
「各人物の呼び方について相談させてください。
現在の彼氏様を『彼氏様』、元カレ様をB男さん、彼氏様と相談者様の共通のご友人(女性)をC子さん、元カレ様の浮気相手をD子さんと記しても良いでしょうか?」

メール占いやチャット占いで、相談者がはやめの返信を求めているときは敬称を付けず「A男・C子」と記す場合もあります。

(例)「はやめの返信をご希望とのことですので、今後は各人物に敬称を付けずに記させていただきます。」

事前にプロフィールページやサービスページで「敬称を省く」との説明をしておくのも良いでしょう。

仮称を付けると文字入力の時間も削減でき、認識もしやすくなります。
たとえば上記例のC子について。直接的に記すのであれば次のようになります。

「マエダ(相談者名)様と元カレ様の共通の友人である女性」
相談者と占い師、両方の共通認識が持てれば「C子」と記すだけで意思疎通が可能です。仮称も付けずに説明してくる相談者にはこちらから仮称の提案をするべきです。そうしないと文章が長くなり、返信速度も落ちてしまいます。

各情報は箇条書きで端的に記す

メモの基本は箇条書きです。そして各情報が別個であるのを示すため点(なかぐろてん)を付けます。人物を起点にして各情報を付け加えていくと書きやすいです。なお、視点は当然ながら相談者です。情報の記載方法によっては主語を省いても意味は通ります。

(例)4人の登場人物が関わる相談事例。相談者の説明は省きます

1.彼氏様
・20代後半
・交際期間2年
・バンドを組んでライブハウスで定期的に演奏
・バンドAのリーダー
・最近、D子に言い寄られている
・D子と浮気しているかもしれない?

2.B男
・元彼氏
・バンドAのサブリーダー
・交際期間中にD子と浮気
・D子とは現在交際していない

3.C子
・彼氏様と共通の知人
・D子とは面識がある程度

4.D子
・B男の元彼女
・今度は相談者さまの今彼様を狙っている
・バンドAのファン

箇条書きが苦手な方は一文が長くなりがちです。
そのようなときは「何を記さないか」に重点をおくと良いでしょう。
恋愛関係の相談にありがちな相談者の感情的な想いはばっさり切っても問題ありません。状況を確認するために事実関係を確認したいからです。
もし、相談者の感情をメモするならば別個として扱うべきです。
私は事実だと判明しているものから上に記載。
また、不確かな情報については最後に「?」を付けて区別をしています。

占いの精度を高めるため各情報の「確認」をとる

正確な鑑定をするには情報を確固たるものにしなければいけません。
もし、疑問点がのこる情報があれば質問をしてください。
情報を小出しにされがちなチャット占いでは不確定な情報が
繰り出されます。適宜確認するのも良いでしょう。

(例)
1.彼氏様はD子に対して良い感情を持っている
2.B男から相談者さまに別れを切り出した
3.バンドAのメンバーにはB男様の一件は知れ渡っていない

ありがちですが「別れました」のひとことでは「どちらから別れ話を切り出したのか」が読み取れません。もし、深く知りたいのであれば質問をするほかないでしょう。

番号を付けているのはすぐに答えられるようにするためです。
相談者側としてもコピペ&ペーストして引用符をつける手間が省けます。

(回答例)
2・3は合っています。1は違います。彼はD子のアプローチにうんざりしているようです。

時間に余裕があるメール占いであればそのまま「状況確認」をそのまま提出しても良いでしょう。「間違いがございましたらご指摘ください」とのひとことを付けて提出すれば相談者が間違いを正してくれます。

相談者すべてが説明が上手というわけではありません。
ときには解読が必要となってきます。

(例)
相談者「私の彼氏が浮気をしています。彼氏はバツイチで、今は私と付き合っています」

上記の文章だけだと「相談者は独身」であり、彼氏も独身。お互いは恋人同士と読み取るでしょ。ただ、ヒアリングを続けていくと解明されていくのですね。結局は以下のような状況でした。

相談者は独身であるのは合っていた。しかし、彼氏は既婚者。
2回目の結婚相手が現在の奥様。つまり、相談者は既婚男性と不倫をしていた。

以上。

ときに相談者は「どちらともとれる」説明をもしてきます。
よって、お互いの認識を合致させるためにも確認は必須です。
占い師だからといって質問をしてはいけないという決まりはありません。
どんどん質問をするべきです。それが相談者のためにもなるのですから。

メモをとるメリット チャット占いにおいて

メール占いも同様ですが、チャット占いは通常上から下にメッセージが流れていきます。古いメッセージを確認するには上にスクロールしなければいけません。「あれ、相談者が言うタナカさんってどんな立ち位置だったっけ?」そう疑問におもいながらページをさかのぼって確認。
「ああ、そうだったそうだった」なんてやっていたら時間が無駄です。
メモをとっていれば一発でわかるはず。時間短縮につながるのでメモは走り書きでも良いのでとるべきです。

マインドマップツールで深く相談者を知る

お得意様(ロイヤルカスタマー)に関してはメモだけではなく、
マインドマップツールを利用して人間関係の把握に努めます。
長期的なライフタイムでお得意様の人間関係、それに関係する悩みを深く知るためです。各人物のつながり――関係図――が簡単に作成できるので非常におすすめ。

しかし、ここまでするには数万円の商品を頻繁に購入するお客様だけ。
または高額商品を購入したお客様だけです。
数千円程度の占いで深く人間関係を把握しようとすると労力がかかり過ぎます。通常の占いにおいては使用する意味はありません。
ただ、これからバックエンド(本命の高額商品)を売りたいとおもっているのであれば練習しておくにこしたことはありません。
中長期的なライフタイムスパンに対するバックエンド商品に付随すれば
相談者の満足度も高まります。「ここまで私の相関図を明確に示してくれている」「いままでも不明瞭だった人間関係がひと目でわかる」など。
好反応を寄せる相談者もいます。
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