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講座を作る際に占い師が悩む「中級者コース設定」の壁。バックエンドを持ち、大きく稼ぐためにもココは突破しておきたい。

占い師さんのよくある悩み「中級者コースがつくれない」

一定以上、稼ぐ占い師さんがさらに大きく稼ぐにはどうしたら良いでしょうか? 私のメルマガ公式LINEの登録特典を読了済みの方ならば御存知の通り。そうですバックエンドです。これがなければ満足いくほどの結果は生み出せません。そこまで言い切れるほどバックエンドは重要です。

では、占い師が用意すべきバックエンドとはなんなのか? ずばり教えますと講座です。なぜなら今まで自分(あなた)が覚えてきた過程、稼いできた過程を教えるだけだから。自身の体験に根付いているため、占術に基づいた商品設計を考える必要ありませんからね。だからこそプロからセミプロ、アマチュアまで講座を売りに出している。占いを「売る」側の立場であれば十分に既知の情報でしょう。

でも、講座をつくるとしてもいくつもの壁が立ちはだかります。一番ありがちなのは「価格設定」でしょう。儲けの肝は価格設定ですから、どうしても目が向きがちなのは仕方がありません。ですが、その前段階も決して軽視はできません。講座をつくるにあたって初心者がまずぶち当たるのは各コースの分類です。初心者・中級者・上級者の各コースをどこまで、どこで区切って提供すればよいのか分からなくなる。なかでも難しいとおもってしまうのが「中級者コース」の設定です。

初心者コースは簡単につくれる。上級者コースもそれほど悩まずにつくれる。けれどその間である中級者コースがつくれない。このような悩みを抱えている人は珍しくないのです。ではどうすればいいのか? 私自身も講座づくりを何十も作ってきたという身ではありません。ですが、相談だけはかなり受けてきたので、その経験をもとにすこしだけアドバイスをさせていただきます。

説明の前に注意点を。占術によって、どこまでが初心者であるのか、中級者となるのか、その区分は異なるでしょう。なので、ここではモデルケースとして「タロット講座」をつくる想定のもとでお話しします。

何ができるのかで別ける

タロットでよくあるコース分類としては「知識量」で別ける、というのがございます。初心者コースでは大アルカナのみを教える。中級者コースでは小アルカナ56枚を。上級者コースになってからタロットが示すより深い意味、数字がもつ意味とその解釈を教える、など。

また、初心者コースでタロット78枚の意味を教え、中級者コースで実践練習できるようにする。上級者コースでは講師が用意したお客さん(モニター)との実践。鑑定文章の添削を設定している講座も存在します。

明確に「初心者コース」には〇〇を教える、といった明確な基準はないのですね。なのでどのように別けたとしても問題にはなりません。けれど知識量で別けるといっても、講座をつくる(教える)者としてもどこからどこまでが初心者の域であるのか、中級者の域であるのかを線引きするのは難しいでしょう。なので、すこし考え方を変えます。「その講座を修了したら何ができるようになるのか」を基準にして考えるのです。到達点が設定できたら逆算すれば各コース内のカリキュラムも自然とつくれますからね。

たとえば初心者コースを修了すれば「大アルカナを使用した、複数のカードを使用するスプレッドのリーディングができるようになる」。中級者コースであれば「小アルカナを含めたすべてのスプレッド、リーディングができるようになる」。上級者コースになったら「お客さんとのやり取りができるようになる」など。上記の場合、中級者コースまででひと通り教え、上級者コースにはカウンセリング技能を教えるパターンですね。

あなたの講座を受講して、どこまで到達できるのか? 受講生候補者(見込み客)はそれを気にしています。必ず「到達点」を明示しないと成約率は下がるので注意してください。プロの方の講座であっても、修了時に「何ができるようになるのか」を明確に記していない方が見受けられます。あまりにもモッタイナイですよね。

なお、以上はあくまでも一例にしか過ぎません。初心者コースは「全78枚の読み方を知る」に留め、中級者コースからスプレッド(展開法)を教える講座も存在します。

中級者コースをつくるひとつの道しるべとしてつかるのが以下の質問です。

あなたが使用する占術における中級者の定義とは?」 この質問に明確に答えられる人であれば中級者コースはあまり悩むことなくつくれるはずです。

コースを3つに分けるのは利点があるから

中級者コースをつくるのに悩みがちな人は「最初と最後」をいきなり別けがちな傾向が見受けられます。いわば中級者に値する内容が初心者コースと上級者コースに含まれてしまっている。そのようなときはおもいきって2コース制にするのもひとつの方法です。または上級者コースを中級コースに落とす。そして上級者コースの枠には占術以外のノウハウ講習を設けるなど、やりようはあるはず。ただ、各コースのボリュームには注意していただきたいですね。なぜ多くの講座は3つに別れているのか。その意味、意図を考えればおのずと分かっていただけるかとおもいます。長くなってしまうので今回はとりあえずここまで。余裕があったらまた記事を書きますのでご容赦ください。

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