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久しぶりに帰国したら幼馴染はアイドルに!? .4

さくら:〇〇ー


〇:お、さくらいた

さくら:ようこそ愛知へ!

〇:めっちゃ懐かしいよ

さくら:だよね!

さくら:2日間大変だった?

〇:大変だったけど楽しかったよ

さくら:さすがひかるちゃんと菜緒ちゃんだ

〇:ところで今日はどこ行くの?

さくら:今日はね......ウチ!

〇:はい?

さくら:だ・か・ら!ウチ!

〇:さくらの実家ってことだよな?

さくら:そう!

〇:まぁなかなか行けることないし行くか

さくら:ごーごー!




〇:お邪魔します

さくら:お茶用意するから先にさくの部屋いっといて


〇:わかった


そしてさくらの部屋に入ると


〇:うわっ相変わらずマンガばっかだな

本棚、机、床 それぞれにマンガが散らかっていた

〇:はぁ...床のやつだけ片付けるか


こうしてら10分ほど片付けを続けていると

ガチャ

さくら:おまたせーって部屋キレイになってる!

〇:誰かさんが片付けなかったからね

〇:代わりに片付けた

さくら:そ、そんなダラケた人知らないな〜

〇:みたらし団子が好きなバカな人のこと知らない?

さくら:バカって言わないで!


〇:自覚あるんだ笑

さくら:あっ......〇〇のバカ!

〇:バカにバカって言われたくないわ!

さくら:さくはバカじゃないもんっ

〇:じゃあ日本の東経は何度?

さくら:う〜ん......36度!

〇:なんでそうなるんだよ

さくら: あれ?違った?

〇:全然違うよ......てかなんで36度と思ったわけ?

さくら:さくの体温が36度だもんっ

〇:はぁ......バカにも程があるだろ!

さくら:うるさいなぁ...マンガでも読んで落ち着きたまえ


〇:じゃあさくがオススメするやつ読むよ

さくら:じゃあこれ!


それから2人はマンガを読み進め


〇:ねぇ

さくら:ん?

〇:久しぶりにさくマクラかりたい

さくら:え〜どうしよっかな〜

さくマクラとはさくらの太ももを枕代わりにすることだ


〇:お願い!さくにしか頼めないから!

さくら:しょうがないな〜

〇:やった!

さくら:ほらおいで

そういって太ももをポンポンとたたく


〇:失礼しまーす

そして頭を太ももに置くと


〇:あ......(やばい何にも言葉が出てこない

さくら:急にIQ下がるじゃん笑


〇:最高すぎてやばいよ

さくら:昔とかわらない?

〇:ぜんっぜん変わらない!

〇:あ、でもさくからいい香りがするって意味では変わったかも

さくら:女の子はみんないい香りするんだよ

〇:いや〜みんなではないと思うぞ?

さくら:どうして?

〇:だってみんなこんなにもいい香りだったら男みんなぶっ倒れちゃうよ笑

さくら:そんなわけないでしょ笑

〇:さくなら倒しかねん

さくら:無理だよ......


〇:この前事務所にいたジブリみたいなあの子なら倒れちゃうんじゃない?

さくら:あ〜みおちゃんね

〇:あの子メンバーってよりかはほとんどファンだったぞ?笑

さくら:みおちゃんはメンバーだけど私のファン第1号なの!

〇:メンバーが第1号なんだ笑

さくら:うん笑

〇:でもさくらにファンがいるって信じらんないな

さくら:そう?

〇:だって俺と話すとき以外はずっと本読んでたしいっつもクラスの端っこの方にいたじゃん

さくら:でも〇〇が転校してからはやらなきゃって思うようになって、自分を変えるために乃木坂に応募したの

〇:そんなことがあったんだ

さくら:けっこう変わったでしょ?

〇:そんな変わったか?

さくら:変わったもんっ!

〇:まぁ中身は変わったなって思うよ

〇:前より堂々としてる感じがする

さくら:やった!

〇:でも.....

ムニッ

〇:この柔らかほっぺは変わってない!

さくら:まりゅまりゅほんちょにほっぺしゅきだよにぇ


〇:だって菜緒もそうだったけど気持ちいんだもん

さくら:しょうかもだけどぉ

〇:さいっこう!

さくら:もうダメっ


〇:え〜

さくら:そんなことより行きたいところがあるの

〇:行きたいところ?

さくら:はやく行くよ〜

〇:どこ行くかは教えてくれないのね笑

さくら:教えな〜い

〇:(どこ行くんだろ?



それからコンビニでみたらし団子を買い、さくらと〇〇の通っていた高校に着いた


〇:久しぶりに来たな

さくら:でしょ?

〇:なんか色々思い出すよ...文化祭とか体育祭とか...あと屋上も

さくら:その屋上行かない?

〇:え?いけるの?

さくら:しっかり許可取りしたからね〜


〇:お!さくらにしてはやるね

さくら:何よその “ さくらにしては “ って!

〇:さくらは用意周到の真逆をいってたからだよ

さくら:たしかに忘れ物いっぱいしてた

〇:だよな

さくら:まぁそんなことはおいといて屋上へごー!



ー屋上ー

〇:なんかフェンス高くなってるね

さくら:安全のためでしょ。そもそも屋上は立ち入り禁止のとこもあるくらいだし

〇:そうか

さくら:そういえばここでよくお弁当食べたよね

〇:そうだな

〇:さくらが「恥ずかしくて教室で食べれない」って言ってたもんな笑

さくら:だってみんなさくの方見てくるんだもん

〇:まぁそりゃ〜乃木坂に入って証明された通り可愛いからだろ

さくら:そ、そんなこと...///

〇:乃木坂はかわいくもない奴がセンターできるレベルなの?

さくら:そんなことはない...


〇:なら可愛いんだよ

〇:ここまで自覚してね〜やつもいないんじゃないか?

さくら:そうなのかな...

〇:まぁ自信満々に「わたし可愛いでしょ!」とか言われたら嫌だから今のままがいいかな

さくら:わかった

〇:そういえばここでさくらよく告白されてたよな笑

さくら:うん。そのせいで〇〇と一緒に帰れなかった

〇:よく覚えてんな笑

さくら:だって告白受けるより〇〇と帰れた方が嬉しいもん

〇:一応勇気出して告白してんだからそんなこと言うなって笑

さくら:そっか

さくら:そういえば〇〇って明日アメリカに帰っちゃうんだよね?

〇:そうだよ。明日帰る

さくら:はやいなぁ...もっと長くいればいいのに

〇:俺ももっと日本にいたいんだけど帰らないといけないんだよ

さくら:むぅ...自分勝手なんだからぁ

〇:じゃあさくがアメリカ来てよ

さくら:そんな暇ないもん!


〇:さくらも自分勝手じゃん笑

さくら:もう!なんで〇〇に言葉で勝てないの!

〇:バカだからじゃない?笑

さくら:むぅぅ......またそんなこという......もういい!

さくら:はやくアメリカ帰っちゃえ!

〇:はいはい笑


こうして〇〇とさくらの1日は終わった

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